カテゴリ:1月の誕生花
盆栽の鉢に植えつけたハイゴケ(這苔)は横に這うように茎を伸ばして、モスグリーンの羽状の葉を広げ、冬には葉を落とした木の下で脇役から美しい主役になります。 1月29日の誕生花は、苔玉と苔鉢で楽しめる地上最古の生命の一つ、コケ(苔)。 花の名は、樹木につく毛からの木毛(こけ)、細かい毛からの小毛(こけ)から名づけられました。 コケは蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、ツノゴケ類のコケ植物と、地衣類などの総称で、蘚類は葉と茎の区別があり、苔類は葉と茎の区別があるものとないものがあります。 コケ植物は大規模に地上をおおった最古の植物群で、小さく原始的なままで、今よりも苛酷な環境から世界中で生き延びています。
花言葉「母性愛」は、樹木や岩石をおおう様子から母が子をかばうという意味でつけられています。 花言葉「孤独」は、寄り集まって群れをつくって生えるコケのどこからきているのでしょうか。 森の中のコケは自分の重さの数十倍もの水をたくわえて、降った雨水が流れ出るのをせき止め、森に水分をたくわえるそうです。
近くの神社では樹齢を重ねた大きなクスノキの北側に生え、山の斜面の道路わきのコンクリート壁では、冬にさまざまな種類のコケが青々とした模様を描いていて、見とれてしまいました。 コケは動物などのユニークな形の鉢や盆栽、庭園や苔庭だけでなく、今では屋上や壁面の緑化にも使われています。 コケ(苔)の花言葉:母性愛、信頼、孤独、物思い。 コケ(苔)の誕生花:1月22日、1月29日、8月10日、12月2日 流通時期:コケマットやコケ玉などを通年、見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.29 10:30:40
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