カテゴリ:7月の誕生花
晩春から夏に、細く倒れやすい茎先の葉のつけ根からまとまって出た花柄に、白に近い淡いピンクの花が穂になって咲きます。 7月30日の誕生花は、自然の石鹸シャボンソウ、サボンソウ(石鹸草)の花、ソープワート。 花の名は、英名のsoapwortで、古くから石鹸(soap)として使われてきた草(wort)であることから名づけられました。 ソープワートの学名Saponaria officinalisは、属名がラテン語のsapo(石鹸)で、葉を水に浸して揉むと石鹸のような泡が出ることからつけられ、種小名は officinalis(薬用の)です。 イギリスの博物館などではこの茎葉を煮だしてとれたシャボン液が貴重な織物を鮮やかによみがえらせることから、今でもデリケートな織物の洗浄用に使用しているそうです。
花言葉「清廉」は、花が清楚で、ヨーロッパで昔、茎や葉、根を煮出した液を石鹸代わりにして洗濯をしていたことからつけられたのでしょう。 花言葉「賢明な行動」は、根に有毒成分も含むので、魚のいる池に流したり、子供などがシャボン玉遊びで飲み込まないように注意が必要なことからでしょうか。
庭の日当たりがよかった頃は次々と美しい花を咲かせ、こぼれダネでも増えましたが、花が咲く頃になると庭木が大きくなって木陰になり、今は花も少なくなってしまいました。 ソープワートの園芸品種には濃いピンクや赤の花色に、八重咲きもあります。 ナデシコ科サポナリア属(サボンソウ属)、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ ソープワートの花言葉:賢明な行動、清廉、友の思い出。 ソープワートの誕生花:7月30日、8月24日 流通時期:ポット苗を春に見かけます。 置物 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.30 10:31:38
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