カテゴリ:8月の誕生花
晩夏から秋に、手のひら状に裂けた葉のわきに、淡い黄色の5弁花が咲いて卵形の緑の実をつけ、秋に熟した実がはじけると、3~5つに分かれた白いふわふわの綿があらわれます。 8月30日の誕生花は、古代から織物などに利用されてきたコットン、ワタ(綿)。 花の名は、衣類の中に綿毛を詰めることから体の腸(わた)に見立てて名づけられたなどの説がありますが、語源は定かではないようです。 別名(英名)のコットン(cotton)は、アラビア語のqutunからで、古代アラビア商人がインドから木綿を西に広げて行ったことからつけられています。 花言葉「有用な」「偉大」「優秀」は、実が木綿や脱脂綿などの原料や食用油の綿実油(めんじつゆ)の原料になることからきているのでしょう。 インドのモヘンジョダロ遺跡とペルー北部の遺跡から紀元前2500年頃の綿織物が発見されているそうです。
小さな鉢植えのワタは夏に中心が暗赤色の黄色い花を咲かせ、晩夏の台風の中、コットンボール(綿の実)が開いて、白い綿毛が雨にぬれていました。 ミニコットン 綿花子(わたがし)は草丈25~30cmほどのコンパクトな品種で、淡いクリームイエローの花弁がだんだんローズピンクに染まり、紅色になってしぼみます。 アオイ科ワタ属、非耐寒性一年草(本来は多年草)、原産地:インド、北アメリカ、南アメリカ、アフリカなど ワタ(綿)の花言葉:繊細、偉大、崇高、有用な、優秀。 ワタ(綿)の誕生花:8月30日、10月18日、10月21日、12月12日 流通時期:鉢花を初夏~秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.30 10:30:46
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