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山への情熱 音楽への愛

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2015年05月17日
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集合時間が迫る中、聖家族教会のすべてを見たいと必死の思いに駆られた私は地下博物館に走った。そこは立派な資料館だった。設計者であるアントニオ・ガウディ直筆の図面やデザイン画、試作模型などがあってとても貴重なものだった。

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               地下博物館の展示                              聖家族教会の内部模型
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                  ガウディお手製のサグラダファミリアの構造模型

独創的あるいは天才的としか言いようのないオブジェ(?)があってびっくりした。これ何?という感じなのだがこれこそ天井部から逆さ吊りに作られた構造模型だと言う。上から糸を垂らし、何本かまとめて重しを括りつけ、さらに糸を繋ぎ、重しに括りつけ・・・を繰り返すことによって空洞空間を作っている。サグラダファミリアはこの模型をひっくり返した形をしていると解説されている。この方面は全く無知の私には理解不能。だが余りのユニークさに感心した。これぞ天才ガウディ!!

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                             その他の模型

「永遠に完成しない」とも言われた異形の建築物・サグラダ・ファミリア。神は永遠なので何年かかってもいいんだとスペイン人ガイドが言っていた。現在、ガウディの没後100年となる西暦2026年の完成を目指し、急ピッチで建設工事が進められている。神も工事現場も同居しているのが面白い。

聖家族教会はガウディの基本デザインを元に多くの人々の情熱が集まって産み出された一つの巨大な生命体のようだった。きっとこれからもその姿を変容させながら成長するのだろう。そして今から11年後には再びこの地に来たい。






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Last updated  2015年05月17日 23時33分11秒
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