リスボア物語

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• 危機一髪で助かった！

  今日はお店で、危機一髪で助かった！ことがあった。　明日は、店で３ヶ月に一回の恒例の「ブラジャーどれもすべて５ユーロ！」セールが行われる。これは去年のオープニングでのプローモーションとしてやった５ユーロセールがすごい人気で大成功だったので、それ以降３ヶ月に１回くらいのペースで行われるようになったもの。とにかくすごい量のブラジャーが売れるので、今日はその準備に追われていた。ちょっとでもすぐに店出しがたくさんできるように、とショーウインドーの後ろの開いたスペースに、天井からメタルのバーをピアノ線のようなもので４本連ねて吊り、そこに出来るだけブラジャーをたくさんかけてストックするというアイディアが店長から提案され、すでに吊るされたバーにブラジャーをひたすらかける、という役を私が買って出た。もうこれ以上かけれない！というところまでかけて、その場を離れて数分後、後ろから「ガラガラ！ガッシャーン！！」という、すごい音が。みんなで急いで見に行ったら、なんとメタルのバーが全部落ちていた。吊るしていた糸が弱すぎたらしい。これを見てゾッとした。もし私がまだいる時に落ちていたら、即効救急車で病院に運ばれていただろう。下手をしたら、最悪の状態になっていたかも・・・。ほんと、ほとんど危機一髪の状態で助かった。良かった！　今日は夫とカレーを一緒に作って晩御飯。イギリス人の夫からしたら、カレーはもうほとんどイギリスの国民食といってもいいほど一般的。日本にカレーのルーが売っているみたいに、イギリスでは瓶で色んなカレーのペーストが売っている。でもポルトガルではそんなに簡単にペーストは手に入らないのと（手に入ってもとっても高いので）、夫のカレー作りに対する情熱が手伝い、うちではほとんどスパイスからちゃんと作る。お互い仕事が終わって限られた時間で作るので、作るときはチームワーク！一人が必要な材料やスパイスをそろえている間に、一人は野菜を切る。一人が炒めている間に一人はご飯を炊く。こうやって、今日あったことなんかを報告しあいながら一緒に作るのはとても楽しい時間。それからスパイスをすりつぶして作ると、もうすりつぶしているときからすばらしい香！とても香ばしくて、塩少な目でもＯＫになる。　今日のカレーはチキンのココナッツカレー。隣に添えてあるのは、手作りのマンゴーのチャツネ。年に一回まとめて作って瓶でいつも常備してます。美味しかった！　そういえば、今日はおひな祭りだったのね。

  2005年03月04日

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• ダブルパンチ

  今日は仕事がオフだったので、それを利用して、ＳＥＦ（いわゆる移民局のようなもの）に朝から行った。ビザを取ったり、滞在許可証や、労働許可証などをもらうところ。ここには朝からいつも移民の人たちであふれているので、８時に入り口のドアが開くといっても、７時前には並んでおかないと、なかなか取り合ってもらえないこともある。今日は特別寒くて起きるのも一苦労だったけど、何とか６時に起床して、６時４５分には着くように行った。着いたらすでに入り口の前は人だかり。みんな一列に並んでいるんじゃなくて、入り口に群がっている。どうやら自分の名前を記入しにまず行かなければならないらしい。でも群がっていて、紙があるらしきところへはたどり着けない！気がついたら、紙は１枚しかなくて、もう一杯になったから、その後の人たちはもう名前を名乗らずに、そのまま並んでいたらいいらしい。何だか名前を記入する意味が全く不明だな。　寒すぎて足の感覚がなくなる中、８時までジッと並んで待つ。周りに並んでいた移民の人たちも、さすがに名前を記入する意味は一体どこにあったんだ！？と怒っていた。みんなで文句を言っている間に、ポルトガルはなんと物事が進むのが遅いんだ、スペインや他の国はもっとマシだ、とか文句大会になっていた。　やっと中に入り、番号札をもらい、そこから順番が来るまで約２時間半またジッと待つ。その間働いている人たちを眺めていたけど、ここに来た人たちに対する態度がなんと冷たいことか。。無駄な仕事はさせないで！とばかりに適当に扱う。私の番がついにやって来て、カウンターに行ったが対応はやはり同じ。無愛想な女の人が、面倒くさそうに対応。私の質問に対しても、「あなた、なんでそんな当たり前なことを聞いているの？それは駄目に決まっているでしょう。」というような言い方をされ、腹が立って、「去年来た時はこういう風に言われた。何で来るたびに言うことが変わるんだ！」と言ったら、「去年て８月でしょう？もう今年は３月なんだから、その間に色々変わるのよ。」と、（馬鹿じゃないの？）とでも言いたげに、嫌味な言い方で言い返された。この人間とも思わないような扱いはなんなんだろう？あなたたちだって、この仕事をしているとき以外は同じ普通の人なのに、何があなたたちをそこまで偉いと思わせるの？まぁ、こうやって毎日ビザやらの手続きで、中には言葉も話せないまま来る人もいて、そういうやりとりばかりしていると、嫌気が差してきて、心もすさんでいくのかな。とにかくこの人のお陰でとても嫌な気分で１日を過ごすことになった。　それから家に帰ったら、くしゃみと鼻水が止まらず、どうやら風邪をひいてしまったらしい。もうほんと今日はダブルパンチです。今日は１日家でのんびり休養しよう。

  2005年03月03日

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• チャイニーズレストラン

  　今日はセールの最終日。セール品を全部ラックからはずし、イタリアへ返品する準備をする。そして、今までセール品のコーナーだったところにニューコレクションのレイアウトをする。　同じ会社の靴下屋さんや、もうワンランクアップのランジェリーショップは、もうポルトガルに何店舗もあるから、セール品で売れなかったものは全部ポルトガルのアウトレットに行くけど、うちはまだ一店舗しかないから、売れ残ったものはイタリアに送り返す。そして、イタリアのアウトレットに行く。　力仕事が多かったので、グッタリ、お腹もペコペコで帰ると、「今日は僕の方が早いから、家でご飯を作って待っているね。」と朝言っていた夫が「今日はチャイニーズの気分だから、やっぱり外食しよう！」と提案。それもいいか、と最近ちょっとお気に入りになったチャイニーズに行くことになった。うちの近所にもいくつかあるけど、なんだかみんなとっても愛想が悪くて、時々何か頼むと嫌そうにさえされる場所しかなく、店を出るときにはちょっと嫌な気分になって帰路に着くことが多いこの頃だったので、家の近所のチャイニーズは却下。（でもそういうところ、多すぎ！）ちょっと前に友達に連れて行ってもらったCarnaxide（カルナシーデ）という、リスボンのちょっと郊外にあるそのチャイニーズは、みんなスタッフがとてもニコニコしていて感じがよく、いつもお客さんもよく入っているし、何といってもエビ餃子やシュウマイなどの、天心も置いているのが魅力！今回は、９，９０ユーロで前菜の天心、スープ（かなりピリ辛！）、北京ダック、海老の揚げ物、そしてデザートまでついているという、ちょうお得なコースにしてみた。こんなボリュームで、こんなに安くていいの？！ソースのお替りや、食べたものの下げるタイミングなんかが、こちらに気を配ってくれている、というのがわかって、とても満足なサービスでした。今日初めて行った夫も、大満足でした。リスボンの郊外とは行っても、うちのあるベンフィカからは、車で１０分もかからないので、街の中心に行くよりは、ずっと早いみたい。これからは、しばらく常連になりそう。やっぱり味も大切だけど、サービスって、お店を選ぶ上では重要ポイントだよね。　

  2005年03月02日

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• まぬけなハプニング

  この週末は、とんでもないハプニングが起こった。　土曜日の朝家を出るときに、２つある鍵のうちの１つしか持たずにドアを閉めてしまった！閉めた瞬間手にある鍵を見て、「シマッタ！」と思った時はすでに遅し。もうドアを開けることはできない。しばらく鍵一つで開けてみようとしたり、無駄な抵抗をしてみたけど、諦めた。夫は翌日の夜まで帰ってこないし、どうしよう、と思いつつ、仕事に遅れそうになったので、とりあえずそのまま出勤。　お店について事情を話すと、みんなとても同情してくれ、「家に入るには、まず消防署に電話しなきゃ駄目よ！」と言われた。消防署？？その後、「あなた何階に住んでるの？」と聞かれ、「１１階」というと、「えー！それは高くつくよ！」とさらに同情された。聞くと、消防署に連絡すると消防車が来てくれ、はしごで住んでいる階まで登り、窓から入り、中から開けてくれるそう。もし窓が閉まっていたら、窓もぶち割って入らなければならない。副店長も以前に同じことをしてしまったが、幸い住んでいたのが１階だったため、２５ユーロ払っただけで済んだそう。でも私の場合は翌日の夜には夫が帰ってくるとわかっていたので、そこまでして家に入るよりは、誰かの家に泊めてもらって待つ方がずっと賢いので、そうすることにした。　せっかくのお休みの日曜日には、たまった洗濯物をしたり、掃除をしたり、家でやりたいことはいっぱいあったのに、本当に自分の間抜けさにはあきれるばかり。。その日一緒に映画を観る約束をしていた友達の家に、そのまま一緒に帰って泊めてもらうことになった。その日は私が「今日はうちに泊まりに来る？」なんて誘っておいて、自分が泊めてもらうことになっちゃうなんて、全くの予想外の展開。　次の日の着替えも何ももちろん持っていなかったので、お店でまだセール中の下着やお取り置きをしておいていたパジャマを購入し、同じ系列の靴下屋さんで、靴下も購入。下着屋で働いていて良かった！　夫にもメールで知らせたら、とても心配して色んな友達に連絡してくれたらしく、その後友達からメールで「今日は大変だったね！大丈夫？寝るところはある？」と聞かれたり、お店にわざわざ尋ねに来てくれたりで、みんなに感謝！　その夜は「Ray」という、レイ・チャールズの生涯を描いた映画を観て、友達の家に。あの有名な歌は、こんな風に生まれたんだ、というシーンがいっぱいで、面白い映画だった。やっぱり音楽物の映画は好きだな。　日曜の夜は、夫が車で迎えに来てくれて、やっと帰宅！やりたいことはできなかったけど、友達のおうちでのんびりさせてもらったし、今週も頑張らなきゃ。　それにしても、この数日間、異常に寒い。風も冷たくて強くて、何だか本格的な冬が戻ってきたみたい。温泉に入りたいー！

  2005年03月01日

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• モチベーションアップ！

  今日は、待ちに待った世間一般のお給料日。（でも私たちにはまだ振り込まれていなかった・・・。）久しぶりにお店も賑わい、売り上げも良かった。お買い物に来るお客さんたちの顔もニコニコ、みんな待ってました、とばかりに今まで目をつけていたものを試着して買っていく。最近は、日本人の観光客もちょっとずつ増えているみたい。日本語で話しかけたら、とてもビックリされる。そりゃあ、こんなヨーロッパの地の果てで、まさか日本人に接客されるとは、思わないよねぇ。でもみんな日本語でサイズなど聞けるとわかると、安心して色々試着をして買っていってもらえる。　昨日とてもいいニュースがあった。何と、３月の半ばにイタリアに連れて行ってもらえることが決定！１ヶ月ほど前に、ショップでスタッフの総入れ替えがあり、その時社長から直々に話があると言われ、「これは、私もどこかに飛ばされるんだ・・。」と覚悟をしていたら、実際に受けたお話は、「君の働き振りがとても気に入ったから、次にイタリアで会合がある時は、ぜひ一緒に連れて行きたい。」ということだった。もう全く予想していなかった成り行きに、ビックリ！話を聞いた時は、しばらく呆然としてしまった。今までは、店長たちがイタリアに行っていたけど、そろそろ他のスタッフも連れて行ったほうがいいんじゃないか、という話になり、社長が私のことを提案してくれたらしい。この話を聞いてからは、一気にモチベーションもアップ！仕事に対する想いも随分と変わった。でも一つ心配なのは、イタリアではずべてイタリア語（当たり前だけど）。向こうに行ったら、１日お店でも働かなきゃいけない。もちろん、接客もしなきゃいけない。イタリア語なんて今のところ、「グラッチェ」と、イタリア料理のメニューくらいしかわからない。。あと数週間で、何とか一番基本的なことくらいは勉強しておかなくちゃ。　これはまだ寒いので、あんまり売れていないけど、私のお気に入りの春物ニューコレクション。

  2005年02月26日

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• パーキング男

  　今日はベンフィカのスタジアムでサッカーの試合があるらしく、家に帰る時、家の周りがずいぶん賑わっていた。そう、うちはベンフィカのサッカースタジアムのすぐ隣。大きな試合の時は、スタジアムからの歓声がうちにまで聞こえてくるほど。試合がある時は、周りでホットドック屋さんがたくさん現れ、試合を観に行く前にビールを一杯飲みながら腹ごしらえをしていく人もたくさんいる。　こういう盛り上がった雰囲気を味わえるのはいいけど、問題は、駐車場。いつもはうちのマンションの前が住人のパーキングとなっていて、いつでも簡単に空いているところが見つかり駐車できるのだが、試合があるときは、パーキング男が現れ、そう簡単にはいかない。これは、うちの前に限ったことではなく、あちらこちらのちょっと駐車する場所を見つけにくい道、駐車代を払わなくてもいいようなパーキングエリアなどに必ずちらほら存在し、不浮浪者のように見える人もいれば、普通の格好をしている人もいる。彼らの仕事内容というと、自称パーキングアシスタントとでも言ったらいいのか？自分の縄張り内で車が来たら、空いている場所を探し、誘導してその誘導＋場所を探してあげた代を請求する、というもの。こっちが自分で空いている場所を見つけて駐車しようとしても、向こうから走ってやってきて、「オーライ、オーライ！」とかいって、手伝ってくれている振りをして、代金を請求してくる。そのずうずうしさに腹が立って払わなかったり無視したりしたら、後で車に引っ掻き傷を入れられたりするから注意。私の夫もその例にもれず、本当に小銭を持っていなくて、後から払うからね、とまで言ったのに、数分後に帰ってきたときには、思いっきり傷を入れられていた。後で文句を言っても、「あー、気の毒だねぇ。一体誰がそんなひどいことをしたのかねぇ。そういえば、さっき怪しそうな奴を見かけたよ。」などと言って、とぼける。それから、ここは駄目なんじゃないの？というような場所にまで、「大丈夫だから！俺がここで見張っているから！」とか言って駐車させることはしょっちゅうで、帰ってきたら、大体はもうそこにはいない。だからこれで駐禁をきられても、誰にも文句は言えない。　そのパーキング男が、試合の前になると、うちの前にも現れる。自分の家に帰るだけなのに、しかも自分の家の前なのに、お金を払わなければならないのは本当に腹が立つけど、後のことを考えたら払うしかない。。　それでも、最近はだんだん慣れてきて、感じのいい人にも出会うようになってきた。初めは「なんなんだ、こいつらは！ずうずうしいったらありゃしない。誘導する振りをして、お金をもらって暮らしているなんて！」と思っていたけど（今でも時々思うけど。）、まぁ何にもしないでお金を乞うたり、人を騙してお金を取るよりはだいぶましだし、本当に車をとめるところが見つからなくって困っている時に、すかさず空いているところを見つけて合図してくれる時なんか、とても助かるし、その代金も喜んで払う気になる。それにしても、みんな色んな仕事を考えるんだねぇ。これが日本で行われたら、一体どうなるんだろう？すぐに警察につかまるかな？こっちは警察は、見て見ぬ振りをしているみたいだけど。　今日から夫は仕事でプラハへ。仕事といっても、ヨーロッパ中の同じ会社の人たちが集まって、交流を深める、という、けっこう楽しそうなイベントらしい。この時に知り合う人と、後々一緒に仕事をすることになるかも知れないので、大切な機会でもあるそう。

  2005年02月25日

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• 久しぶりの再会

  　昨日はオフだったので、とても久しぶりに、とても会いたかった友達２人に会った。２人とも、約３年前に、リスボンに住み始めた時に取った、３ヶ月の大学のポルトガル語コースで出会ったクラスメート。あの時は、誰もポルトガル語のポの字も話せなかったので、今でもその時の友達との会話は英語。もうほとんどみんな自分の国に帰ってしまい、今ではもう私たち３人しかポルトガルに残っていない。一人はポーランド人の女の子で、もう一人はスロベニア人の男の子。ポーランド人の女の子とは、去年お互い仕事が見つからなくて、とても落ち込んでいた時に、よくお互いの家に行き来したり、テニスを毎日のようにしたりした。スロベニア人の彼は、もともとジャーナリストだったけど、それから映画関係を勉強し、今ではどこかのプロダクション会社で、コマーシャルなどの撮影のディレクターの右腕として、世界中を飛び回っている。みんなお互い仕事が見つかって働き始めてからは、時間がなかなか会わなくて、めったに会わなくなってしまった。昨日は本当に久々の再会。ポーランド人の彼女は、今は不動産関係の仕事をしながら翻訳の仕事もこなし、すっかりキャリアーウーマン。あの時２人で落ち込んでは慰めあっていたのが嘘みたい。昨日のランチだって、お昼のちょっとした時間を抜けて出てきてくれた。スロベニア人の彼も、明日からチリのサンティアゴに飛ぶので、といって、出発前に、家に顔を出しに来てくれた。こうやってたまに会って、お互いの話をすると、私も次に会うまでにもっといい話ができるように色々頑張ろう！私も負けていられない、と、とてもいい刺激になる。こういう友達は、一生離さないように、大事にしなきゃね。　　

  2005年02月24日

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• 詐欺には気をつけましょう！

  　先日日本大使館からの大使館便りに、最近リスボンで発生している詐欺事件のお知らせがあった。　加害者は２人で、二人とも南アフリカ国籍を自称、それぞれ単独行動をしており、一人は２０台ラテン系の女性、もう一人は中年のラテン系の女性で、ポルトガル人にも見えるらしい。　手口は、南アフリカの貨幣をユーロに換金できなくて困っている。急いで会議、セミナー、空港に行かなければならないと、泣き落としをかけ、タクシー代を騙し取る。　事例を見て、「これは身に覚えがあるそ！」とすぐにピンときた。そう、私もこの手口でアプローチされたことがあるのだ。　何と、すでに二人の日本人が、まんまとお金を騙し取られたそう。初めは街で、時間などを聞かれ、その後この辺に両替所はないか、と聞かれ、親切な人は、両替所まで連れて行ってあげたりしているうちに、色々話をして、友達になったような感覚にさえなった時に、お金を両替できなかった、今すぐに空港に行って荷物を取って、会議に行かなければならないのに、と泣き落としをかけられるらしい。親切な日本人は、かわいそうと思い、お金をあげてしまうのだろう。　私の場合、お昼の時間に近くのカフェでサンドイッチなどを買い、急いでお店に戻る時に、この２０代の、ラテン系の女性の方に話しかけられた。「すいません、今何時ですか？」と英語で聞かれ、時間を教えて急いでお店に向かおうとすると、また話しかけてくる。「すいません、今お金を両替する場所を探しているのですが、どこか両替所を知りませんか？」「それならすぐそこに両替所がありますよ。」と教えてると、「あそこはもう行ったのですが、両替をしてもらえなかったのです。どこか他に知りませんか？」と言う。両替をしてもらえない両替所なんてあるのか？と思い、「何を両替したいの？」と聞くと、「アメリカドルだけど、コインを両替したいの。」という。変な人だなぁ、と思いながら、「コインの両替なんて、どこに行ってもしてもらえませんよ。」と言うと、「今から空港に荷物を取りに行って、（地図でエキスポの方を指しながら、）ここで会議があるから、ここまで行かなければならない。あと１５分しかない。どういう交通手段がありますか？」と聞かれ、「１５分だったらタクシーしかないよ。じゃ、私は急いでいるからこれで！」と去ろうと歩き出すと、また後ろから叫んで追いかけてきて、「あなたどこに住んでいるの？私近くのホテルに泊まっているから、今私の持っているコインをあなたがユーロに両替してくれたら、後でホテルでとてもいいレートで両替しなおして、あなたに返すわ。」とわけのわからないことを言ってきた。私はお金の絡むことは一切何もしたくないので、その場ではっきりと断って、お店に戻った。大体あの堂々とした態度での人へ物の尋ね方といい、話をややこしくして説明するあたり、怪しすぎる、と疑うのが普通。やっぱり新しい手口の詐欺だったのね。これは言葉が（この場合英語だった。）出来ないと騙せないから、こっちに住んでいる、邦人の留学生などをターゲットにしているらしい。騙された人は、電話番号まで渡してしまい、後から電話がかかって来て、国の家族と連絡を取るためのネット代などまで要求してきたので、貸し与えたらしい。恐ろしい。。　とにかく、海外にいると、こういう詐欺はしょっちゅう。皆さん、気をつけましょう！

  2005年02月23日

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  ポルトガルのデザート

  　今日は、昨日作ったポルトガルのポピュラーなデザート、Arroz Doceを作ってお店に持っていった。レシピはもちろん以前店長がネットで探し、プリントアウトしてくれたもの。イギリスにも似たものがあって、ライスプディングという。言ってみれば、カスタードにご飯が入っているみたいなお菓子。私も初めは日本人の人たちがよく言うように、「ご飯がカスタードクリームに入っていて甘いの？気持ち悪い！」とちょっと思ったけど、食べてみるとけっこう美味しくて、今では普通にお菓子として食べている。よく考えたら、日本にも、おはぎなどの和菓子があるから、ご飯系をお菓子として食べるのは、そんなに抵抗がないのかもしれない。まずは簡単なものから、と思って、これを第一品目で作ってみた。大成功！（といっても失敗のしようもないくらい簡単なんだけど。。）お店に持っていって、みんなにも食べてもらったけど、とっても好評だった。良かった。　　 　日本から来られた知り合いの方に、お土産に料理の雑誌を持ってきていただいたで、それに載っている日本の料理の写真なんかをみんなに見せたら、春雨や豆腐を指して、「何これ？これ食べれるの？」とか、シメジを指して、「こんな小さなきのこがあるの？」とか、色々聞かれた。結局は、「日本の料理って、あっさりしていてとても体に良さそうだけど、あんまりおいしそうに見えないわねぇ。」とまで言われてしまった・・。　でも私だって、みんなの食生活を見ていて、ビックリしたのは一度や二度じゃない。一度みんなで家でご飯を作ってパーティーをしていた時に、初めて、マッシュルームの缶詰を、実際に使って料理するのを見た。私が「マッシュムームの缶詰なんてあるのねぇ。」というと、みんなビックリして、「え？！じゃあ今までどうしてたの？」というから、「普通のマッシュルームを使ってた。」と答えると、みんな、「あれ、どうやって料理するの？今まで生のマッシュルームなんて、使ったことがない！そういえば、野菜売り場に置いてあるわねぇ。」とか、「なんか汚そうで使うのが怖い。」とか言う。私からしたら、缶詰のほうが、味付けもしてあるし、何か入ってそうで怖いのに。そういえば、こっちは牛乳もロングライフが主流で（１年くらい常温でもつやつ）、普通の新鮮な牛乳は、飲んでいる人は少ないみたい。ヨーグルトもやっぱりロングライフ。だから、買い物も、月に一回、一か月分をまとめて買うらしい。肉類も一か月分買って、冷凍しておくらしい。イギリスでは、どこもかしこもオーガニックブームで、ちょっとくらい値が張っても、無農薬なんかの食品を買う人が増えていたし、ポルトガルも、同じ感じでオーガニック系のお店があったり、マーケットがあったりするし、そういう流れがあるのか思っていたけど、実際に生活している人たちと話してみると、やっぱりまだまだらしい。

  2005年02月22日

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  ファドレストラン

  　昨日は日本から知り合いの方がリスボンに遊びに来られたので、一緒にファドのレストランに行った。こういうことがなければ、ファドのレストランなんて、めったに行く機会がないから、とても久しぶりのファド。私たちが行ったのは、リスボンでも古い地区、アルファマ地区の、小さなレストラン。２５人も入ったらいっぱいになるくらい小さくて、観光客もそんなに多くなく、ポルトガル人のお客さんもよくいる場所で、料理も素朴でとても美味しい。なによりも雰囲気がとてもいい。今まで隣に座っていたおじさんや、おばさんが実は歌い手で、急に立ち上がって歌いだしたり、今までキッチンにいた料理人の女の人が一番トリの歌い手だったりで、全然気取っていない。みんな歌う前に、「今日はちょっと風邪で調子が悪いんだけど。」とか、「私はタダの料理人なんだけど。」とか言い訳をしてから歌いだすけど、本当にうまい。綺麗な声に感動して、涙目になっている人もいた。私も普段はファドに全く興味がないけど、この時ばかりは感動。夫も隣で涙目になっていた。本当に久しぶりに来て良かった！観光客だけの場所じゃないから、歌を知っているポルトガル人たちは一緒に歌いだしたりして、雰囲気もアットホームで暖かい。隣に座っていたファドの歌い手の男の人は、「最近は、今風にアレンジされているものとか、観光客向けとかのファドがどんどん出てきているけど、やっぱり僕は、みんなで掛け声を入れたり、言葉で遊んだりしながらの、昔ながらのファドを歌っているこの場所が好きなんだ。」と語ってくれた。　でも、一つだけとても残念だったのは、最近雑誌なんかでも取り上げられ、日本人もよく行くようになったからなのか、レストランの人たちの態度に、日本人＝金づる、みたいなイメージがあるのが、見て取ってわかること。他のテーブルの人たちには歌い終わった歌い手たちが、自分のＣＤを１枚ずつ、「どうですか？」と見せに行くだけなのに、私たちのテーブルには、一人１枚ずつ分のＣＤを持ってきて、「買わないの？」となんかも言われたりして、ちょっと嫌な気分にさせられた。きっと観光客の日本人たちは、みんな一人一枚ずつ買ったりしているんだろうな。ま、それさえなかったら、文句なしの、とてもいい夜でした。一緒に訪れた知り合いの方たちも、リスボン最後の夜に、このレストランでファドを聴けて、とても満足していただいて、私も安心した。　 　

  2005年02月20日

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  リスボン地下鉄事情

  　仕事のシフトが早番の時は、行きも帰りも通勤ラッシュにぶつかってしまう。こっちのラッシュアワーの地下鉄は、日本の満員電車に負けないくらいギュウギュウ。何が日本と違うかというと、日本ではみんな結構じっと我慢して静かに絶えているが、こっちはみんな押されたり、ギュウギュウになってくると、叫ぶ、文句を言う、言い合いになる。「ちょっと、押さないでよ！」「もう一杯だよ！」「こっちだって押したくて押してるわけじゃないんだ！」「あー、もう嫌！」などなど。でもどっちかというとこういうのを聞く方が、ギュウギュウ詰めになって、本も読めない状態の時は、聞いているだけで、コミカルな感じで面白い。みんな本気で喧嘩しようとしているわけじゃないしね。帰りも大体こっちの人は、５時とか６時の定時になると、残業などせず、まっすぐ家に帰る人が多いので、やっぱり朝に負けないくらいのラッシュのこともしばしば。１日働いて、グッタリの時のラッシュはけっこうきつい。だから、私はちょっとどこかで時間をつぶしてから、ラッシュアワーを避けて帰ることもよくある。　リスボンの地下鉄と言えば、ここ１年くらいで随分変わった。まず、それまでは、改札口がほとんど開きっぱなしで、切符を買わなくても、チェックさえされなければタダでも乗れたけど（見つかったらもちろん罰金）、去年くらいから、改札口は全部閉まっているようになり、日本のicocaとかsuica見たいに、定期を上からポン、と置くだけで開くようになった。これは２００４年のポルトガルでのサッカーの、ヨーロピアンチャンピオンシップ（EURO2004）のお陰なのか？　それから、つい最近からは、METROという、フリーの新聞が各駅で配られるようになった。これは、私が５年くらい前にロンドンに住んでいた時に、いつも地下鉄に乗るたびに、これも同じMETROという名前のフリーの新聞を読んでいたのを思い出す。この新聞、私はけっこう好き。詳しいこととかはあんまり書いていなくて、もっと知りたい時はちゃんとした新聞を買わないと駄目だけど、朝のちょっとした時間に、ざっと今どんなことが起こっているのかがわかるし、何といっても、とてもシンプルなので、ポルトガル語が未だにいまいちな私でも、読みやすいのだ。ロンドンでも、英語がまだまだだったときは、この点で気に入って読んでいた。　それからもう一つ、変わったこと。それは、プラットホームにテレビのスクリーンがついたこと！これは、ちょっとやりすぎなんじゃないの？と言いたくなる。駅によって違うんだろうけど、私の使っている駅は、なんと、一つのプラットホームに４つもスクリーンが取り付けられ、そこには常に、携帯電話の宣伝とか、新しいＣＤの宣伝とかが流れている。ニュースは流れていないので、いくつかの企業が宣伝のために提供したのかな？でも、こんな素朴な街、リスボンで、こんな最新のスクリーンが駅にとってつけたようにあって、そこから常にコマーシャルが流れていて、どっちかというと、ちょっとブレードランナーのような世界になってしまっているような気がする。。　今日は、朝一にフラッと来店された日本人の親子の方が、夕方にまた帰って来られ、お買い物をして行ってくださった。やっぱりそういうのは、日本人として働いている甲斐があって、嬉しい。　これは、入荷してもけっこうすぐになくなってしまう、ニューコレクションの人気商品。　 　

  2005年02月19日

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• ポルトガル料理

  　今日も食べ物の話で盛り上がった。文化の違う私たちの間で一番盛り上がる話題はやっぱりそれぞれの食べ物の話。今日は、店長が、「あなたも間違いなく気に入るレシピがあるわよ！」と、タコのリゾットのレシピを教えてくれた。とても素朴で、私も大好きなポルトガル料理の一つ。それからは、どんどんポルトガル料理の話で盛り上がり、私が色々「あれは？これは？」と聞いているうちに、店長が、「そうだ、ネットで調べよう！」と、パソコンを開いてネットでレシピの検索までし始めてくれた。お店、開店中なんだけど・・。日本で規則固めの百貨店で働いていた私には、こういう（ほとんど）好きなことができる自由なショップでの働き方は、未だに時々戸惑ってしまう。それでも、「これはさすがにちょっと行き過ぎなんじゃ？」と思うことも多々あるけど、最近は「ま、これでもいいか！」と思えるようになってきた。始めのほうは、そういうのに染まるのが嫌で、一人で流されないように、一生懸命働いていたけど、結局自分ばっかり損する上に、みんなとの溝が深まっていくのに気づき、今ではそういう努力はしなくなり、自分が納得いくペースで働くようになった。そしたら随分楽になった。　料理の話に戻ると、店長とサブ店長の２人は、私に少しでもいいレシピを教えてくれようと、懸命にネットでサーチし続けてくれ、３０分後には、すごい枚数のレシピ集をプリントアウトして渡してくれた。「これでもうポルトガル料理を知らないとか、作り方がわからないとかの言い訳はできないわよ。」と言われながら。。もちろんおうちでトライしてみるつもり。でもお菓子系は、ポルトガルのって、とっても甘いんだよね。材料も、卵と砂糖だけ、とかのが結構ある。　逆に、「日本にはどんな料理があるの？毎日生魚を食べるの？」と聞かれることもしょっちゅう。何しろ私に会うまでは、日本人にも会ったこともないし、日本が島国だということも知らなかった人たちなので、聞かれる質問も、面白い。日本のお菓子のことを聞かれた時は、「日本は豆（小豆）をお菓子によく使うよ。」と言ったら、やっぱり凄く嫌な顔をされ、「エー！豆？豆は塩辛くないと！デザートに豆なんて、信じられない！」と言われてしまった。そこで、これは何とか日本のお菓子のいい印象を、と思い、カステラを作って持っていったら、大好評！ついでに、「カステラは、もともとポルトガルから伝わったお菓子が起源なんだよ。」ともちゃんと説明しておいた。これで少しずつ、日本のお菓子は変わっている、という先入観を少しずつ取り払い、いつか小豆を使ったお菓子を持っていって食べさせてみせるもんね！

  2005年02月18日

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• 万引き事件

  　ハァ～。今日も万引きがあった。ポルトガルのショップで働き始めて一番のカルチャーショックだったのは、万引きが、日本では考えられないくらい多いこと。もう日常茶飯事なので、こっちもちょっとやそっとでは、驚かなくなったよ。　万引きが一番良く発生するのは試着室。スタッフが全員接客をしていたり、キャッシャーにいたりして、試着室に誰もついていることが出来ない隙を狙って、何着もの下着をもって入り、タグを全部取って鏡の後ろなんかに押し込み、そ知らぬ顔をして、１、２着だけもって試着室から出てきて、「これ、合わなかったから買うのやめておくわ。」などといって去っていく。又は、何も言わず、急いで去っていく。いつも数分後に誰かが試着室をチェックしに行った時に、タグを鏡の後ろに押し込まれているのを発見して、初めて万引きに気づく。私たちの注意不足もあるけど、むこうは常連で、いつもちょっとした隙を狙って盗んでいくので、どんなに気をつけても完全に妨げることができないのだ。　一度万引きしようとした人をもうちょっとで捕まえる、というところで逃げられたことがある。その時私は入り口近くにいて、お客様を試着室まで連れて行くのに、その場をほんの少しはずし、すぐにもとの場所に戻ると、入り口のすぐ近くにいる女が、紙袋をもって、パンツのかかったハンガーをいくつも鷲づかみにしている。あきらかに、怪しい。女は私を見た瞬間、その鷲づかみにした下着を紙袋に突っ込み、入り口を出て走って逃げ出した。私は反射的に、気がついたらお店を出て追いかけていた。でも頭の中は、「なんでパンツ数枚くらいでそこまでして追いかけているんだ？万が一捕まえたら、その後どうしたらいいんだ？」とパニック状態。助かったことに、その女は数メートル逃げたところで、ハンガーごと下着を道に投げ捨て、すごい勢いで、走っていってしまった。私はそれを全部拾い、通り中の人たちの視線を浴びながら、お店に戻った。うちのお店は町の一番のメイン通りにあるから、人通りもとっても多いのだ。というわけで、犯人は逃したけど、その時は、万引きは妨げることができた。その後は、店中のスタッフから、「犯人を走って追いかけたんだって？！すごい勇気ねぇ。」と言われ、何回も成り行きを説明しなきゃいけなかった。。　万引きや盗みにあったエピソードは、一回ではとても終わらないので、続きはまた今度。　今日の夕飯は、昨日作ったシーフードカレーを温めて食べるだけなので、楽チン！　

  2005年02月17日

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• 覗き見事件

  　昨日のバレンタインデーは、私はオフの日だったけど、いつもより売り上げがよく、特に男性用のＴシャツ＋ボクサーショーツのセットがよく出たらしい。うちの店は、メンズの下着は、レディースに比べて随分と品数が少ないけど、シンプルでコットンのものが揃っているから、リピーターが多い。　今日お店に行ったらいきなり店長に、昨日の覗き見事件の話を聞いた。東欧系の顔立ちの男が試着室で試着をする振りをして、隣の女のお客様が試着しているところをそっとカーテンを開けて、覗き見していたらしい。すぐに気づいた女のお客様は、大声を上げて、お店は大騒ぎに。男は焦って逃げるどころか、気づいてすぐにかけつけたスタッフに、「あのお客さん、誰か接客してくれるスタッフを探しているみたいだよ。」と、まるで親切に教えてくれたみたいな態度で堂々と去っていった。今まで去年のオープニングからずっと働いていて、こんなこと一度もなかったのに。　　今日は、今までにないくらい、お店に動きが全くなく、バレンタインデーも終わったので、お店のウインドウのディスプレーをすべて替えた。でもやっぱり動きがない。。みんな、クリスマスでプレゼントを買いまくって、セールで買い物を思いっきりして、バレンタインデーのプレゼントも買って、お金がないのかなぁ。日本も２月、８月は一番厳しい月だったなぁ。　ブラジル人の子に、ポンデケージョは一体いつ食べるものなのかを聞いた。ブラジルでは、朝や間食の時間などに、コーヒーと一緒に食べるのだそう。ポルトガル人は、間食といっても、びっくりするくらいボリュームたっぷりのものを食べるので、（一緒に働いているスタッフの子達も、ボリューム一杯のサンドイッチをよく食べている。）ポンデケージョみたいに小さくて軽いものはやっぱり物足りないから、ポピュラーではないのではないんだよ、とも教えてくれた。納得。　明日はもう少しお店が賑わったらいいな。

  2005年02月16日

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• ポンデケージョ

  今日は仕事がオフの日。一緒に働いているブラジル人の女の子に、ポンデケージョの作り方を教えてもらい、家で初挑戦。さすがブラジル人もたくさん住んでいるポルトガル。大きなスーパーに行くと、ポンデケージョ用のタピオカ粉も、ちゃんと売られている。ブラジルではモッツァレラチーズを使うのが一般的らしいが、濃い味をつけるため、普通のチーズの粉も混ぜて作った。出来上がりはモッチリしていて、本当に日本で買っていたポンデケージョとほとんど一緒！でもどうしてポルトガルでは、ポンデケージョがどこにも売っていないのだろう？？あの食感が駄目なのかな？旦那は（ちなみにイギリス人です）、それは、普通のパンよりも随分と小さいし、コロッケみたいなお惣菜系でもないし、ポルトガル人はいつ食べたらいいかわからないからだよ、というけど、いまいち説得力がない。明日ブラジル人の女の子にも、ブラジルではいつ食べるのか聞いてみよう。16日の日記 (AM 07:05)　

  2005年02月15日

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• バレンタインデー

  ポルトガルのバレンタインデーは、男性も女性も、恋人に贈り物をする。今街はどこもかしこもバレンタインデーのデコレーションでいっぱい。うちのお店もほかに負けず、バレンタインデー用のディスプレイを、ハートのプリントの、ブラジャーとパンツのおそろいセットなどを中心にしている。当日に向けて、可愛い下着を買う女の子たちも多いけど、彼女にプレゼントするために、下着を買いに来る男の人たちも結構多い。こっちは簡単に後から交換が出来るから、服や下着なんかの、サイズが合わないと困るものでも、気軽にプレゼントできるんだよね。

  2005年02月14日

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