前回は 人間との関わりが多かったので 今回は妖怪との関わりを描かれたという
14巻です。
以前よりも 妖怪との距離の取り方が 変わって来たという夏目。。
今回もイイ感じです。
相変わらず 夏目は艶めかしいし、ニャンコ先生はポテポテしいwww
ではザックリの感想いきます。 これまでの感想は こちら。
第五十五話 音無しの谷
お使いの途中で小物妖怪に捕まった夏目は 喉をやられ 声が出せなくなってしまいます。
このね~~小物たちが 夏目に声封じの術を使うときに 夏目の口の中に指突っ込むんですが
もう あ、ダメ 夏目 ああ・・・ (*/-\*)
って 感じなのですわ・・・
これは 危険ですわ。。
本編入って最初の見開きで こんな美味しい衝撃を喰らうとは・・・
襲われてる夏目とか なんでこんなにトキメクのwwww
そして 夏目を助けてくれた妖怪が 超キュートv
でっかい鳥さんみたいなんだけど、姿もやることも可愛いの~~
夏目を探しにきたニャンコ先生が いきなり夏目をパクってやっちゃうところも
お前は俺のモノ って 抑えきれない衝動からって感じなのがいいですよねwww
いやいや 夏目が心配なあまりちょっと強引にくる斑ってところが。。
夏目をギューってする妖怪と 夏目を連れて帰るのに パクっとした状態で運ぶ斑。
そんなこんなで萌え萌えですww
夏目は自分が 襲われる度に 自分を守る術を身に付けておいた方がいいのかとか
友人帳を手放した方がいいのかとか悩みます。。
ニャンコ先生は そんな夏目の気持ちを察しているようで・・・。
鳥のような姿をした妖怪は 夏目の祖母であるレイコが また遊びに来ることを待って
いたけれど もうレイコが来ないのだと知って夏目に名前を返してもらって
また 別の賑やかな場所へ移動しようとしますが、ちょうどそこへ 例の小物妖怪 2匹が
現れます。
調子に乗って夏目にちょっかいを出そうとしますが、変化したニャンコ先生に驚き
慌てて逃げていきます。
ビビる小物に大満足のニャンコ先生が素敵wwww
鳥型妖怪に名前を返してやると、「レイコは来なかったけどマゴが来て嬉しかった」
「嬉しいこと大好き」と言って妖は去っていきます。
その姿を見送りながら そっと 友人帳を見てため息をつく夏目。
「あほうめ」って 声をかけるニャンコ先生がいいわv
第五十六話 悪戯な雨
ある日、子供の妖怪のタオルを拾った夏目は 返そうと思いつつもタイミングを逃し
持ちかえってしまいます。
それを取り返しに来た妖怪ですが、相手が夏目だと知り、実はそのタオルは人間に
借りたもので持ち主に返したいのだと協力を頼んできます。
でも 女の子の妖怪がタオルを借りたのは50年前。
その日は 雨が降っていて、いつもだったら人間には姿が見えないはずなのに
たまたま雨降りだったことからか 姿が視えてしまったらしく・・・。
男の人が 濡れたままではいけないと身体を拭いてくれたようです。。
その後、その女の子の妖怪は タオルを返そうと何度も男性の前に現れますが
もう二度と 気付いてはもらえず・・・
夏目は 不審がられながらも何度も男性の孫に声をかけ、やっと入院している病院を
教えてもらいます。
夏目は女の子の妖怪をおばだと偽り、タオルを返しますが 男性はあまりに昔のことで
覚えてなくて・・・。
それでも 女の子の妖怪は満足します。
夏目は次の日、もう一度、男性のところへ行き、タオルを返した証に一筆欲しいと
お願いします。
すると男性は まだ下ろしていない新品のタオルを夏目に渡してくれます。
夏目が女の子の妖怪にタオルを渡すと・・・とても喜んで。。
ほんわかとするお話です。。
以前の夏目と同じような行動を取るにしても 妖怪との距離の取り方に変化が現れたことを
描こうとされたようですが 夏目が随分としっかりとしてきたように感じます。
出番は少なかったけど、夏目とポカポカ殴りあったり、プンスカ起こったりするニャンコ先生が
可愛いです
第五十七・五十八・五十九話 変わらぬ姿
祖母であるレイコのことを知りたいと思った夏目は親戚のおばさんに レイコのことを
訊ねますが いい話にはならず。。
レイコは未婚で夏目の母を産んだようですね。
その上、妖が視えるという体質のため、周りの人からは 理解されずに変人扱いだった・・・。
たまたま親戚のおばさんから話を聞いているときに田沼に出会い、夏目は いつもの自分とは
違って よそいきの笑顔をしているところをみられてしまったことを恥ずかしく思います。。
照れて赤面してる夏目が・・・(/ω\*)
最近の夏目の様子がおかしいと感じていた田沼は 夏目を心配します。
夏目は 田沼には聞いてもらおうとレイコの話をします。
レイコのことを訊くといつも聞きたくないことばかりだということ・・・
田沼は 夏目が苦しそうに話すことから 無理に話すことはないと優しく声をかけ、
「大切なおばあさんなんだな」っと。。
田沼に話を聞いてもらって少し心が軽くなった夏目でしたが、そんな夏目の前に
壺の妖怪が現れます。
以前、レイコに大切なものを奪われたから 返さないのなら今度は あなたの大切なものを
奪いにくると・・・。
壺妖怪はカヤツボと言う名で レイコに自分が大事にしていた人形を盗まれたのだと。。
レイコがそんなことをすると思えない夏目は情報を集めますが、その途中で ある妖怪の
記憶を覗くこととなり、事の真相を知ります。
結局は カヤツボが人間の女の子の人形を盗み、それに気付いたレイコがカヤツボから
人形を 取り返したってことなんですけどね。
でも レイコが女の子に人形を返そうとすると 大人からレイコが盗んだように見られたり、
変な同情をかけられたり。。。
レイコはせっかく慣れないおせっかいをしたのに損をしたってさっぱりしてたようですが。。
これが レイコにとっての日常だったんですね。
人間との間では誤解を受け、摩擦があったり・・・
かといって 妖怪が視えるからとはいえ 妖怪と仲良くなるでなく・・・
夏目は 取りあえず、人形を探しだし、塔子さんの協力も得て、綺麗にしてやります。
カヤツボが 夏目の大切なものを奪いに来る前に 人形を返すことに成功。。
夏目は 思います。
妖達の中にあるレイコの記憶は いつ見ても不敵な変わらぬ姿
そして 友人帳にある名前を返し続けていればいつか見てしまう時もくるのだろうかと。。
レイコが大切なものを見付けた姿や それを失ってしまう姿を。。
そして いつか自分も・・・
が、自分はレイコとは違うのだと
見付けるんだ おれにはおれの 大切なものの守り方を・・・。
夏目が 随分としっかりしてきた印象を受けます。
自分と妖たちとの関係というか、距離の取り方というか を 確かに慎重に考えてるようで。。
いろんなことを 整理しつつ 成長しているのが伺えますね。
今回は 名取も的場も出てきませんが、夏目が 大切なものを守る方法について
彼ら祓い屋の力を借りるべきかどうか・・・も含め いろいろと悩む回でした。
私は 夏目が成長してるなって感じたのですが、先生によると それによって
歪みも生じてるような・・・って ことがあとがきに書かれていたので 一抹の不安が・・・
次回、15巻では 名取に抱きとめられてる夏目が予告にww
これは 楽しみにさせていただきまする。
やはり 名取とか的場とかが 出てくる方が いろいろ色めいて楽しいですもんww