ウダウダと真木の愛人を続け、恩師の紹介の男性にプロポーズされ・・・。
なんだか 面倒なことになってきたな・・・っていうか あんまり魅力を感じないな
なんて思いながらの 4巻でしたが。。
これまでの感想はこちら。1巻の感想しかありませんけど(^^;
継続して読んではいましたが、途中、なんか面倒臭い展開だったものですから・・・。
プロポーズをされたことから 不毛な恋に終止符を打つことにしたヨリ。
不倫は精神的な疲労を伴いますからね・・・。
疲れたと感じた時が潮時でしょうね。。
経験者は語る。。なっちってww
相手を束縛しないで 自分も好きなようにしていられる関係だから気楽・・・。
っていうのは 多分 それほど好きじゃないんだと思いますわ。
やっぱり好きになったら、相手と時間を共有したいと思うものでしょうし
相手の時間を束縛したいと思うものでは。。
最初こそ、それが出来ないことを我慢する健気な自分に酔ってることも無きにしも非ずですが
無理はいずれ疲れが出てくるもの。。
激しい感情を経過して やがて自分のものになるならないなどという不安や苛立ち、嫉妬など
の段階を抜けだし、ただ安らぎだけを得られる関係へと変化していったとしたら これはもう
恋ではなく愛で そこまでいったらホンモノ。。
相手を束縛する気持もないでしょうし、神様や親の愛にまで昇華。。
が、普通はそこまでは到達出来ず・・・
真木に結婚するからと別れを告げたヨリ。
河原のプロポーズに返事を。
ところが、なんと恩師に三木との関係を知られてしまうことに。。
あっちゃーーーー(><)
一応、清算したと説明したものの、恩師は不倫の逃げ道としての結婚では
上手くいかないと思って 河原とのことをもう一度考えて欲しいと言います。。
恩師の奥さんは「終わった」と言っているのだからと言いますが
恩師としては 男と女が「やめました」の一言で切れるものではないと・・・。
う~~ん この場合、どちらも鋭い(^^;
ヨリと別れた後の真木は、大学の生徒にストーカーまがいに言い寄られたり、
大学から自分が学びたいと思っていた博士のところで学べそうな話が来たり。
身辺に進展が・・・。
しかも その話を聞きつけた花井先生からは そろそろ真木の父親の借金も完済できる
頃だろうし、真木の嫁の実家の病院経営が上手くいってないため、花井先生の家の病院が
吸収することになりそうだから 離婚して自分と一緒にならないかとお誘いが・・・。
その上、花井先生のお父さんと真木が学びたいと思っている博士とは古い友人。
なかなか弟子を取らない博士らしく、花井先生としては「利用できるものは利用せよ」
っと大人の選択を迫ります。。
それに花井先生は、ヨリとのことも知っててダメ押しの一言も。
彼女と一緒になっても愛しか得られない。。
真木にとっては、花井先生と一緒になることで夢が叶うという状況になったわけですが。。
一方、河原の方は、上司に本当にその女でなくてはダメと言うくらい好きなのかと訊かれた上
「あなたが欲しいのは“愛する女”ではなく“妻”だ」と言われショックを受けます。
それのどこがいけないのか・・・
妻は家政婦じゃないし、単なる同居人でもなく“女”なのだと言われても その意味も
よくわからないようで。。
でも 上司とそんな話をするうちに なんだかイイ感じになっちゃってwww ハハハ
結局、ヨリとの話を断った彼は上司と一緒になるんですかね~
ちょっと都合良すぎな気も。
でも 何か切っ掛けが無くては思いを伝えられないこともありますからね。
恋愛の相談をしてるうちに・・・って、こういうことは結構あるとも。。
で、ヨリは・・・っというと
真木と別れた後も、ふとしたことから同じ会議に出ることになり・・・。
が、もう二人は他人ってことで お互い目も合わさず。。
完全に切れたつもりでいたのに 自分に無関心な真木の態度にヨリの心はざわめきます・・・
ある日、彼を追ってしまったヨリでしたが、その時、彼と見知らぬ女性がキスしてるのを目撃。
ま、ストーカー学生の方が一方的にしたんでしょうが、ヨリはショックを受け・・・
自分の気持ちに気付いたってことでしょうね。
そこへ河原からプロポーズ取り消し&交際お断りの電話が。。
あんまりヨリに対して共感できなかった私ですが(気持ちが解り過ぎたことと 話が上手く
出来過ぎていて白けたもので)
ひとりになって身辺がすっきりしたことで なんとなく応援したくなりました。
ホントにひとりになったことで涙するヨリ。。
だけど ちょっと前までは ずっとひとりでいるつもりだったんだよね。
涙が出るってことは ひとりになったからじゃないくて 寂しいってことを感じてしまう他の理由が
出来たからだよね・・・
これでヨリが本当に好きなのは真木だったってことが自分でわかり、打算とか流されて・・・
ってことじゃなくて 自分に正直になって傷つくことを覚悟の上で真木にぶつかっていくことに
なるのなら嬉しい。
真木の方も離婚できそうだし、花井先生の話には乗らず、自力で博士と交渉して将来の夢を
叶える方を選ぶんじゃないかと思うのですけど。。
ただ、ヨリが自分の気持ちを認めたものの、真木の嫁さんとかストーカー学生とかいるし
まだまだひと悶着ありそうですよね。
次巻は5月か・・・。
早く読みたいなぁ。