アニメもイイ感じで進んでますよね。
こちらは原作と見比べてませんから 細かいところはわかりませんが ほとんど原作に
沿ってるんじゃないかなと思います。
そのまんまのイメージで ノーストレス!
それどころか声優さんらの演技力でさらに魅力
増!!
色もついて動いてで とても楽しめます♪
ってことで 新刊の感想をざっくりと。
これまでの感想はこちら。
トラブルも無事回避して ビンスとの信頼関係もばっちり。
後はムッタ自身が月に行くことが出来れば・・・
ってことなんですが、ムッタのいるジョーカーズではなく、別のチームがシャロンの天文台を
作るミッションにアサインされ・・・
一度は 自分でなくとも別の誰かがちゃんと建ててくれるのなら それでもいいと諦めかけた
ムッタでしたが、シャロンの「このミッションには ムッタがアサインされることを信じている」
というメッセージを声を聞き直し・・・ ゲイツに直談判をします。
「シャロン天文台建設に 一番ふさわしい宇宙飛行士は俺です!!」
普段のムッタなら ここまで強気で自分を押すことなんてないと思うのですが、流石に ここは
引けないと思ったんでしょうね。
自分の小さい頃からの夢でもあるし、シャロンとの約束でもあるし、シャロンの想いを一番
知っているのも自分だし。。
ところが ゲイツは厄介払いしたいものだから 無理難題を言いつけてきます。
もう、この人 いい加減にして欲しいわぁ。。
自分が頭を悩ましている経費節減について いい案がないものだからムッタに振ります。
“2か月以内に 一億ドルの運営コストを削減できたら ジョーカーズをアサインし直す”
ムッタが ジョーカーズのメンバーに報告すると ジョーカーズのメンバーは「自分たちを諦めさせるための方便」だと言います。
ところが、ムッタは だからこそ「チャンス」だと。。
まだ 方法は思いつかないけれど、これがチャンスであることを 感じ取ったようです。
こういう時に前向きなムッタは頼りになりますよね。
いざって時とか、みんなが困ったって時に下を向かないところがムッタのいいところv
ムッタはあらゆる方面に働きかけ、協力を仰ぎます。
これまでのムッタの活躍が 広い人脈を作っていたんですよね。
さすが、ムッタといったところv
何とかなりそうかもと思ったのもつかの間、ムッタ達がコスト削減に動きまわっているところに
ゲイツがトンデモナイ案を出してきます。
「ISSの運営を終わらせるための署名を大量に集めて来い。そうすれば 一億円の
コスト削減が達成できる」
同じ“署名運動”をボルツのクル―にもやらせ、より多く集めた方がアサインされることに。
が、ムッタは誰よりも せりかがISSでの研究に人生を懸けていることを知っていて
シャロンもその研究を待ち望んでいることも知っている。
そんなムッタが ISS反対の署名運動なんかするわけがなく。
引き続き、コスト削減の案を提出する方向で進めていきます。
そして、同時に署名運動もすることに。
せりかはムッタたちが ボルツらと競わされて ISS反対の署名運動をしていることを
知りますが、ムッタがそんなことをするとは思えず。。
直接 ムッタに確認したくてもなかなか言い出せず、一人悶々と。。
そして ムッタたちが打ち合わせをしている店へ絵名と共にこっそりと偵察に・・・。
するとムッタたちは確かに署名運動をしていたものの、それは反対のためのものではなく、
ISSを存続させるための署名運動だった・・・!
やっぱり そうだよね!!
自分たちはこの運動をすることによって アサインされることはなくなるかもしれないけれど
「ISSは俺たちで守ろう」というムッタ。
ムッタが署名運動を始めるって言い出したときは なんで!?って思いましたけど、すぐに
ムッタなら 当然、こういう方向へ動くはずと思いました!
後は どれくらいの署名が集まったですよね。
NASAもJAXAも巻き込んで ゲイツが何も言えなくなるくらい大量の署名が集まればいいのに。
いよいよ ゲイツにコスト削減の案を報告する日に。
ムッタは3つの削減案を出し、それぞれについて説明をしますが、かなりの成果が見込まれる
というのに ゲイツはまるで相手にせず・・・。
ムッタの案が全て受け入れられたとしても 一億ドルには届かないことを理由に撥ね退けます。
最初から ムッタの案を受け入れるつもりなんてなかったってことのようで。
「集めた署名だけを提出すればいい」というゲイツに さすがのムッタもなすすべが無く・・・。
仕方なく、署名を提出することに・・・
ってところで次巻へ~
ってことなのですが、気になりますね~ どうなるのかな??
ゲイツを怒らせるだけになるのか、それとも 突破口を見つけられるのか??
いずれにせよ、せりかが熱望しているISSでの研究が廃止になることだけは避けて欲しいので
ムッタには踏ん張って欲しいところです。
ただ宇宙に行くってだけの話でなくて、いろんな挫折や紆余曲折を経て、いろんな人の協力を
得ながら徐々に目的に近づくってストーリー展開がいいですよね。
ムッタがスーパーマンじゃないところがいい。
スーパーマンのように思われていたヒビトでさえ、今は 挫折を味わい、そこから抜け出し
新たにまた夢を掴むために頑張ってるし(たぶん、ロシアで)
ムッタがシャロン天文台のミッションにアサインされるまでには もう一波乱ありそうですが
何とか ISS共々 勝ち取ってくれることを願ってます!!