西新井大師から南に走る本木新道を下って足立西郵便局の手前にある【まる賀】に初めて入った。
電話帳には【まる賀】で登録され、暖簾も【まる賀】だが看板は【満留賀】となっている。
【まる賀】 足立区西新井本町4-5-15
ググっても何もヒットしない店。 (訂正:電話帳1件w)
でかでかと出ている”
茶そば”の看板に魅かれてしまった...
”茶そば”って食べたことはあるけど、そんなに印象ないなぁ。
このブログを始めてからお蕎麦屋さんに関心を持っているけど、ここまで”茶そば”を強調している店は初めて。
ということで入ってみた。
中は4人卓x3、カウンター8席。テレビ放映中wで庶民派の普通のおそば屋さん。
レトロというほどじゃないが昭和の匂いw
お品書きは右から左へ値段の高い順に載っている。でも、\1,000を越える品はないw
丼もの、あたたかいそば、冷たいそばの順に載っているが各5品目くらいで少ないw
”冷たいそば”だと、右から左へ
『冷天ざる』\950
『とろろそば』\750
『なっとうそば』\600
『ざる』\550
『大もり』\550
『もり』\450 となっている。
で、肝心の”茶そば”がないので尋ねてみると「
全品が茶そば」とのこと。
へぇ~、
茶そば専門店なんだぁ。初めて。
特にこんな街中の古い庶民派そば屋なのに。
『大もり』\550を注文。
そばの色が綺麗! おまけ(豆腐、なめこ、ミニトマト)も充実w
味は...
あまりわからなかったなぁ。私は味覚が鋭敏なわけじゃないもんw
もりつゆにつけるとお茶の風味なんか全然わからないなぁw
まぁ、こういう楽しみ方もあるってことで。
■『満留賀』の屋号について
お蕎麦屋さんに聞けない素朴な疑問より引用:
あっちこっちにある同じ屋号の店はチェーン店なの?
関東ローカルな話題ですが、町にはいろんな屋号のおそばやさんがあります。
『長寿庵』、『更科』、『増田屋』、『薮』、『砂場』、『大村庵』、『満留賀』、・・・。
同じ屋号の店はファミリーレストランのようにチェーン店というわけではなく、殆どが独立採算の店です。
主人が修行した店の屋号をもらって付けるので同じ屋号になるわけです。
修行した店の屋号もそのまた修行した店からもらっているわけで、店の系図は複雑に入り組んでおり、同じ屋号だからといっても同じ系列とも限りませんが。
『薮』と『薮そば』と『やぶ』と『やぶそば』は違いますし、『大村庵』と『大村』と『大むら』も明確に区別しておかなければなりません。
『まるか』と『満留賀』と『満る賀』も違います。読み方も『まるか』と読んだり『まるが』と濁って読む店もあります。
※ 2016年5月、閉店を確認