運良く、「
緑色のそば」を食べることができた!
その話は後述するものとして...
初めて、茨城県大子町の「袋田の滝」を見た。
栃木県・日光華厳の滝、和歌山県・那智の滝と並んで日本三名瀑のひとつ。
高さ120m、幅73m。
別名「四度の滝」。名前の由来は滝が4段に落下するからとも、その昔西行法師が訪れた際に「四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからともいわれる。
近くには、そばを扱う飲食店が多数。
【昔屋】さん(右の写真の右から2軒目)の『元祖けんちんそば』なんかが有名らしいが、今回はパス。
車で15分ほどの「月待の滝」へ。
久滋川の支流・大生瀬川にかかる滝(高さ15m、幅10m)で、せり出した岩場から水が流れ落ちているため、水に濡れることなく滝の裏側に回ることができることから、別名「裏見の滝」、「くぐり滝」とも言われている。
安産の神として知られる二十三夜尊の信仰の地として、二十三夜の
月が出るのを待って祈願したと伝えられている。
実際には、滝を直接見る前に、滝の前の店を通ることになる。
【月待の滝もみじ苑】 茨城県久慈郡大子町川山嵯峨草1369-1
ホームページ?、
紹介ページ、
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明治初期からこの地で先代が水車を使用した精米所を営んでいたが、自宅に電化した工場を作って、この地は荒廃。
店主が店を始めたきっかけは「月待の滝を世に出したい」との思いからで、最初は滝の近くに現在のログハウスを建て、珈琲屋を開店。
そのうち、テレビで茨城産の玄そばを使ったそば職人を見てそばに目覚め、当時山梨に店(=【翁】(現・広島県【達磨】))があった
名人・高橋邦弘氏のもとに通って教えを請う。
そして、現在は開業して26年目。
2000年にそばの実の「
カラー選別機」を考案し、月に1度程度「
緑のそば」(\1,200:要予約)を提供。
開業20周年の年には全国のそば店行脚...
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すごいねぇ~。
上記の話は店に置いてあったパンフレット・新聞記事とかによるもの。
るるぶ茨城(’08)に載っているし、
『
東京五つ星の蕎麦』では「全国蕎麦の名店217軒」に選ばれているけど、そんなに詳しく書かれているわけじゃない。
話を戻して、滝に着く前に道路から案内の看板が見え、下に降りていくと「
緑のそば」の文字。
この時は希少価値に気づかず、「へぇ~、どんなそばだろう?」くらいな反応。
店が見え、2階が騒がしいから覗いてみると、流しそうめんをやってるんだね。
これもパンフレットによれば、自家製粉など
こだわりを持ちつつも、流しそうめんをやったり珈琲を出したりして、「
そば屋ではなく、滝を見ながら一服する『滝見茶屋』と考えてください。」とのこと。
店内のほかに、バルコニーで食事ができる。メニューが置かれている。
ここで希少価値に気づいた。ラッキー♪
『二色盛り』(緑の蕎麦と黒めの十割蕎麦)を注文。
おいしい。 が、集中してなかったので、よく思い出せないorz
食べてる最中にメモしたり、ICレコーダーに感想を録音とかしないと、たまに忘れちゃうんだよね。
覚えていても、ソムリエみたいな表現力もないし。
記憶にはあまり残らなかったけど、滝もいいし、おいしくて珍しいそばも食べられたし、十分満足。
ごちそうさまでした~