【特集:郷土料理のそば】の第2弾は、
八丈島の『あしたばそば』。
実際には、これを「郷土そば」と認定している人はほとんどいないのかも知れない。
あしたば(明日葉)は、原産地は東京都八丈島とされ、伊豆諸島を中心とした太平洋岸に自生するセリ科の大型多年生草本。
「明日葉」の名前の由来は「夕べに葉を摘んでも明日には芽が出る」というところからきているのだが、実際には1週間くらいかかるそうだ。
伊豆諸島では農協やスーパーの店頭で野菜として通年販売されている。
また、
伊豆諸島で土産品を開発する際は、取り敢えず明日葉の粉を混ぜてみるのが定法であり、いわゆる健康食品だけでなく、ケーキ、そば、うどん、焼酎、茶、こんにゃく、アイスクリーム、明日葉の根入りドリンク等が販売されている。
だから、八丈島のおそば屋さんでは、『あしたばそば』が食べることができるのだ。
今回、3軒の店で食べたので、パート1~3として紹介しよう。
ガイド本に載っていて、地元のお客さんで賑わっている店を訪れた。
【名代 一休庵】 八丈島八丈町大賀郷2637-19
紹介ページ1、
紹介ページ2、
紹介ブログ
『カツカレーうどん』、『冷やしタヌキそば』(夏季限定)など豊富なメニューがあるが、やはり名物は『あしたばそば・うどん』。
うどん・そばは、あしたばを練り込んだ麺を使用している。
だから、メニューでは、『かけそば』、『たぬきそば』など一般的なそば屋と同じ。
『天ぷらそば』\1,000をいただいた。
大きな衣の海老天とあしたばの天ぷらも乗っている。あしたばが練り込まれたそばは、少しだけ苦味が感じられる。
私は以前 食べたことがあるし、似たような
『小松菜そば』も食べたことがあるけど、まぁ、特別においしいというわけじゃない。
『天ぷらそば』としては普通においしくいただいた。
ごちそうさまでした~
ちなみに、隣の和食の店のメニューにも『明日葉そば・うどん』があるし、
斜め向かいの食堂では『アシタバらーめん』を提供している。
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
※ 『明日葉そば』のコレクションのページはこちら。
※ 2011年4月29日、移転再開
移転先:東京都八丈島八丈町大賀郷2473
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2022年6月13日追記: