世界遺産 平泉 中尊寺。
中尊寺坂下の駐車場にある飲食店では
『わんこそば』を扱う店がたくさん。
平泉は『わんこそば』が名物のひとつなのだ。
ということで、【特集:郷土料理のそば】の第17回の
岩手県の『わんこそば』を盛岡の店でいただいているが、今回は、そのPart2ということで平泉の『わんこそば』をいただいてみよう♪
【駅前芭蕉館】 岩手県西磐井郡平泉町平泉泉屋82
ホームページ、
平泉駅前から徒歩1分の店。近くに【
芭蕉館】という店があるが、経営は別とのこと。
本来の『わんこそば』は、
「
朱塗りの椀に一口分ずつ盛ったそばのことを言います。
岩手の山村に古くから伝わり、田植え・稲刈、祭りや婚礼など大勢の人が集り、宴会の時に必ず出される「そばぶる舞い」から始まったと言われています。
一度に大勢の分量を作る事ができない為に、小分けにして運んだことから、お替りを食べる現在のわんこそばの形になりました。」
とのことで、盛岡や花巻では温かいそばつゆをくぐらせた一口大のそばを客のお椀に入れ、それを食べ終わるたびに、給仕がそのお椀に次々とそばを入れ続け、それを客が満腹になりふたを閉めるまで続けるというスタイルが基本となっている。
一方、
平泉の『わんこそば』は、給仕の無い「盛り出し式」。
あらかじめ小分けされた冷たいそばの入ったお椀を、数十杯まとめてお盆ごと提供し、客が自分でお代わりを入れて食べる『盛り出し式わんこそば』。
厳密には本来のわんこそばのスタイル(「そばぶる舞い」)とは異なるようだ。
店頭のお品書き。
先客が『わんこそば』を食べている。座敷にも予約客の『わんこそば』のセットが用意されている。
まずは、鮪の山かけ、なめこおろし、筋子、鰹節、のり、ねぎ等の薬味セット到着。
口上書きが載っていて、由来や食べ方が書いてある。
やがて、そばが到着。ひとつの盆に12椀。2段になっている。
いただきま~す。 おぉ、なかなか美味しいよ
量的には2人前くらい? ライト級の『わんこそば』だね。
やはり、給仕付きの『わんこそば』を限界まで食べるほうが楽しいね。
花巻にも行って食べてみたい。ごちそうさまでした~
【関連ブログ:わんこそば】
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2011年1月16日: 東家本店@盛岡で『わんこそば』
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