己の
ロメヲタ道 に迷いが生じてきた
このまま、立ち食いそばを食べ歩いていていいのだろうか?
この前 【大本山永平寺】を
訪れた時は迷いが払拭できていなかった。
再び仏様に聞いてみよう、と出向いたのは【
身延山久遠寺】。日蓮宗の総本山だ。
が、なにこれ
事前学習をほとんどしてなくて来ちゃったんだけど、こんな険しい階段を登るの?
この階段は“悟りにいたる階段”の意で「
菩提梯」と呼ばれていて、1段の高さが30cm以上はあるのに287段もあるんだって
階段を登ったところに境内があってお参り~
空手の修行者たちが板割りのパフォーマンスをしていた。
帰りも階段を下るんだけど、さっきの写真よりもこちらのほうが険しさがわかるかしら?足ががくがく。
でもね、登るのも降りるのも大丈夫! だって、ここに来る前に駅そばでパワーアップしてきたんだもの
※ ちなみに久遠寺および周辺には、寺方蕎麦や寺に参拝する人のための茶店から発して発展した
門前蕎麦屋というべき店もないようだ。
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JR身延線身延駅にある立ち食いそば屋。身延駅で逆方向の電車を待ち合わせたりするので、発車までに時間がかかる場合があり、駅ホームから食べられるようになっている。
メインは改札外の待合室。
【玉屋 支店】 山梨県南巨摩郡身延町角打636 JR身延駅構内
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
営業許可証には【玉屋 支店】と書かれているが、駅を出てすぐの食堂【玉屋】さんが本店のようだ。
10時半の訪問で客は私以外なし。私の電車到着前に先客がいたかも知れないが、帰りに12時頃に駅に戻った時も客ゼロだった。
お品書き。変わったものはない。昔はお稲荷さんも置いていたらしい。
いただいたのは『天ぷらそば』\360。
しばし黙々と食べていたのだが、ケビンさんがおっしゃる「景気の話」を持ちかけたらご主人が乗ってきた。
信徒が少なくなり(特に若い世代)、団体客も高齢者だからバスでお参りに行くようになり、乗降客が少なくなって売店も潰れたし、こちらの店の閉鎖も2,3年前くらいから囁かれているとのこと。
お話をしながら食べ進め、はじめのうちはそばと天ぷらはたいしたこともないかな?なんて思っていたんだけど、つゆの旨さをじわじわと感じて最終的に全体的に満足感が漂ってくる。「つゆが美味しいですね」と言うと、
「よく言われるけど、焼津産鰹節を使っている。」とのこと。
soba先生がNHKラジオでおっしゃった「枯れた味わい」の美味しさなんだな。
ごちそうさまでした~
※ 山梨県のおそば屋さん巡りの履歴はこちら。
※ 2016年4月、閉店を確認 → 【富陽軒】化(
紹介ブログ)