富山の店の時も書いたけど、地方だと立ち食いそば屋は駅そばがほとんどだから、個人店があれば行ってみたいもの。
青森駅東口にJR系の【八甲田】があるけど、こちらの店もそのすぐ近くだからもちろんこちらの店で食べてみよう♪
【そば処 向春(はる)】 青森市安方1-3-24
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
青森駅前に1月にオープンした そば処&宅配弁当の店。朝8時の開店で一番乗りすると宅配弁当の仕込中だった。券売機、セルフ、座っても食べられる。女性ひとりで切り盛り。
変わっているメニューは『縄文うどん』で
三内丸山の縄文人が食べていたどんぐりや栗・長いもの粉末を練りこんだ麺だそうだ。幟も出してアピールしている。
もうひとつは『津軽そば』だけど、これは特に宣伝文句もなくて力を入れていないのかな?
いただいたのはその『津軽そば』\350。
驚くことに十割そばだという。確認するとホントにつなぎを使っていないという。いくつか製法があるようだが、以前、別の店で『津軽そば』をいただいた時の説明文を引用すると、
”
「津軽地方で独特の製法で作られます。そば粉を湯で練り上げたタネを冷水に浸し、摺りつぶした大豆(またはしぼり汁)とそば粉を加え再び練ります。
細めにそばを切り、生そばの状態で夏場は一晩、冬場は二晩冷暗所で寝かしてから茹でます。
独特のコシの強さと大豆のほのかな甘みが特長で、江戸時代より市内を売り歩く屋台そばがルーツといわれています。」 とのこと。
挽きたて、打ちたて、茹でたての「三たて」がおいしいとされてきた『江戸そば』に対して、茹でて寝かせておく「煮おき」が『津軽そば』だ。”
ということで、十割そばの『津軽そば』は初めてだ。
実際に食べてみるとぷつりぷつり切れる独特の食感と味わいは【三忠食堂】の『津軽そば』に似た感じ。
わりと辛めのつゆはしょっぱくもなくてなかなか美味しい。
ごちそうさまでした~
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
※ 青森県のおそば屋さん巡りの履歴はこちら。
津軽が生んだそば!津軽そば(3食入) 昔ながらの津軽の味をご堪能ください
※ 2015年11月、閉店を確認