なぜ 【梅もと】なんだろう
【梅もと 多摩川店】 大田区田園調布1-53-8 東急東横線多摩川駅構内
ホームページ
東急東横線ホームの階段下にある。東急線の構内なら系列の【しぶそば】が妥当なはずなんだけど、どうして【梅もと】が入っているのだろう?
食べ歩いている「
チェーン店異端児系 」に分類されるかな?と思ったけど、溝の口店も同じく東急線構内にあるから該当しないものとする。
明治9年(1876年)に個人商店として創業。最初は弁当の仕出しなどから始め、首都圏に広がる直営の「そば処」は最近はちょっと縮小傾向にあるが14店を展開して事業の主力になっている。
さて、何をいただこうかな?
おぉ、立ち食いそば屋では珍しい部類に入る『にしんそば』見っけ
その『にしんそば』\450。
そば自体があまり好みに感じられなかったのだが、にしん煮を少しずつかじりながら一緒に食べると美味しくいただける。
にしんってそばにあうよね。
ごちそうさまでした~
ここの『にしんそば』は、そばの上に載せただけで、
流行の(?)「橋かけ」じゃないね。
ということで、おさらいで他店で『にしんそば』を食べた時の文章を再掲:
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ か ら ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
日本全国各地にいろいろな郷土そばがあるけど、
『にしんそば』は京都の郷土そば。
(山形でもポピュラーみたいだけど)
そして、この『にしんそば』は、文久年間(1861~63)創業の京都のそば屋
【京都 総本家にしんそば・松葉】の二代目が明治15年頃考案したのが発祥とのこと。
『にしんそば』の一般的なイメージがこちら。にしんをそばの間にくぐらせてサンドイッチ状態にしている(橋かけ)。
【松葉】さんの
ホームページの『にしんそば』の写真も同じようにサンドイッチ状態にして見栄えをよくしている
が、実際に供されるのはこちら
(
2009年6月8日実食)
丼の底ににしん煮を置き、その上にそばを載せてつゆをかけている。
2009年5月のANA機内の上映番組で京都グルメをとりあげて【松葉】さんも紹介され、「食べている最中ににしんの旨みがつゆに溶け出しておいしくなるようにしている」と店主が語っていた。
また、ビッグコミックの人気漫画
『
そばもん(13)』でも【松葉】さんを取材して『にしんそば』誕生の秘話を描いている。
★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ ま で ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★
【関連ブログ:他の梅もと】
@神保町店
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2010年05月29日:『春菊天そば』
@専大通店
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2014年05月16日:『鴨そば』
@新宿西口店
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2014年03月23日:『おばけそば』
@秋葉原店
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2011年10月23日:『おでんそば』
@赤羽店
◆
2012年09月13日:『冷たぬきわかめそば』
※ 大田区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。
※ 『にしんそば』のコレクションのページはこちら。
※ 2023年2月28日閉店 情報源