最近”黒七輪”の営業マンみたいになっているブロ

　グですが、お仕事はきっちりやってますよ～＾＾

　現在３現場進行中で本日新たにＭさま邸着工！


　今日は高田と２人でＭさま邸にて現場作業。


　建物の北側に位置する四畳半の和室。

　小さな窓と地窓があるこの空間は薄暗い。部屋に

　通されたとき京都でたずねた古い時代の茶室を、

　思い出しました。それもそのはず、Ｍさんはお茶

　をやっておられるようです。

　普段地窓は障子で閉ざされていますが、その見え

　ない外側に”自然の気配”を感じたいとのこと。



　

　



地窓の外側のグランドレベルを上げることで屋外との距離を縮めます。

スギゴケ　ホソバシラガゴケ　ベニシダ　アオキ　と揖斐石を使ってしっとりと仕上げました。

茶事の緊張感を損なわないように、黒の見切材でラインを”きりっ”

風に揺れるベニシダの影が障子越しに自然を感じられないかと狙ってみましたがやはり北側では

難しかったようです・・・

障子を開けたときに見える景色は、「右の障子を開けたとき」と「左の障子を開けたとき」で印象が

違った見え方になるように工夫しました。


薄暗い空間で障子越しに見えないお庭を想像しながら飲むお茶はきっと少しだけやわらかい味に

なるんじゃないかなぁ。


南庭に植える木はこのまえ庭木畑を半日かけて回りましたが、納得いくものに出会えず、本日は

植えることができませんでした・・・また、いい木に出会えたとき植えさせていただくことに。




明日は、午前中本巣で打合せ。午後は長久手へ現場確認と打ち合せに。




ねっ！ちゃんとお仕事してるでしょ＾＾