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テーマ:家を建てたい!(9758)
カテゴリ:設計監理、施工管理
事務所で設計依頼を受けたとき営業さんより土地の資料をいただきます
法務局で発行される公図 謄本 地積測量図 そのほかに案内図 用途地域等です そのほかに要望書 いわゆる何人家族だから何部屋ほしいとかキッチンはこうしたいとか 書かれたものです。 そして中にはお客様がスケッチをしてこんな感じのプランがいいですともらうことがあります。 一般の人にとって部屋の大きさの感覚は坪によって把握されていますのでそのときにつじつまが 合わなくなってくるのが階段です。大体がうまくのらなかったり段数が足りなかったり極端に多かったりです。 プランのポイントとしてまずは建てられる土地の大きさを把握して日本の場合 基本的に法的に許される範囲で土地の形状により建物の間口をいっぱいにとることが多いのでその時点で建物の横幅を把握します。次にゾーニングといって紙に○を書いてお風呂はこの辺 部屋はこの辺と大体のレイアウトを決めていきます。それだけでも大体のイメージをつかめますからそこまで言ったら方眼紙みたいなものに大きさを落としていって感じをつかめばいいと思います。 私の事務所ではプランも方眼紙を使わずにいきなりパソコンを紙代わりにしてプランを固めていきます。その際に必要なのはイメージを高めるために使用するアメリカの書籍類です。 何事も資料が必要です。様々な物を見てヒントを探します。そして外観のバランスを考えながら 平面と立面を同時にプランニングしていきます。この同時に考えると言うのは経験を積まないと出来ません。通常 ここで言う同時というのは施工できる 出来ないということではなくそれは当たり前でバランスが取れる 取れない ということになります。 ジョージアン スパニッシュと各スタイルはありますがバランスが取れているということはほとんどのスタイルが可能ということになります。 その理由として歴史上のほとんどのスタイルはバランスが優れているからです。 一度チャレンジしてみるとその難しさとおもしろさが解ると思います。 PS:最近プランニングが忙しくて事務所のHPの更新を何ヶ月もさぼっています。 お客様を待たせるわけにはいかないのでしかたないですが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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