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テーマ:家を建てたい!(9758)
カテゴリ:輸入住宅のお話
今日から輸入住宅の魅力を数回に分けて書いてみたいと思います。
最初はツーバーフォー工法に関してです。 この仕事を始めて長い月日が過ぎました。 そして設計や施工に関して色々な人と出会い、様々なケースを経験してきました。 構造に関しては未だにツーバーフォーは日本の気候風土にあわないと信じてやまない人がいることも事実です。 その昔、高気密高断熱という言葉があまりなじみがなかった時代、ツーバーフォーのような気密が確保できる住宅を在来工法と同じように造り、湿気の逃げ場がなくなり結露して構造を痛めてしまうケースがありました。 でもこのケースは構造のせいじゃないと思うし、ツーバーフォーという物を理解していれば未然に防げたことであると考えます。 現代の建物は計画換気により1時間に0.5回換気をすることになっていますので、そのリスクはとても低いと思います。 当社の建物は全棟、標準でドライウォール工法によりペイント仕上げをしておりますので、クロスのように壁や天井を覆ってしまいませんので、そのおのおのが呼吸をしてくれます。 従って室内温度が飽和状態なら壁天井が吸ってくれて、乾燥すればはいてくれます。 輸入住宅と言うより、ツーバーフォー工法にはドライウォール工法が不可欠だと考えて、当社は標準にしている理由の一つがそこにあります。 その下地がきちんとしていれば、仕上げはペイント仕上げ、珪藻土、シックイ、紙クロス等、色々と選択が出来ます。 そのほかには地震に強いツーバーフォーという言葉もよく聞きますが、やはりこれもプランの仕方で、バランスが大切だと考えています。 とくにお客様のご要望で少し複雑な構造体の場合、どのようにバランスをとるか、構造的に安定をさせるかは経験が物を言います。 当社では一般的な尺モジュールはもちろん、北米のようなフィート(インチ)の設計でも外注することなくすべて自社で行います。 もちろん実際に着工して現場をチェックするのも自社の担当建築士が行いますので、その道のスペシャリストじゃなければ、出来ないことだと思っています。 ↑ ネダレス合板といって土台の上にベニヤを直接張る工法が多いですが、当社は床根太をきちんと組んでからベニヤを張る北米と同じ工法にこだわっています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.23 08:23:19
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