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テーマ:家を建てたい!(9758)
カテゴリ:輸入住宅のお話
シリーズで書いてきた輸入住宅の魅力 その4になります。
構造 性能 前回は窓のデザインでした。 今回はドア、とくに内部ドアに焦点を当てて書いてみたいと思います。 アメリカやカナダのドアは一般的に 2-0(610mm) 2-4(712mm) 2-6(762mm) 2-8(812mm) 3-0(914mm) と言ってすべてフィート表示ですが、企画が統一されています。 高さも6-8インチ(2032mm) もしくは7フィートです。 日本の建材メーカーの場合、シリーズが販売中止されてしまうと、同じ物が買えなかったり、サイズが微妙に違って枠まで壊さないと取り替えが出来なかったりします。 アメリカのドアは将来、ドアをもっといい物に交換しようと考えたとき、ドアだけを購入すればそのまま取り付けることが可能です。 つまりよけいなコストがかかりません。 デザインも呼び方が若干違うだけで同じ物が何十年後でも購入可能です。 これは長く使っていただく建物ですから、とてもエコの考え方になると思います。 注意しなければならないのは、日本の住宅は尺モジュールといって910mmを基本にしていますので、フィートのドアを入れる場合、設計上うまく考えておかないと、ドアをカットすることになったり、モールディングがうまく収まらなかったりする事になります。 輸入住宅の設計を長くやっているので、フィートのサイズをわかっているので、当社の場合、現場でとまどうことはありませんが、一部カスタムでドアを作った場合等は、注意が必要です。 そのほかバイフォールドドアといって収納の折れ戸等は、アメリカのマニュアルより独自のマニュアルを作り、若干変えています。 今までの経験上、動きがスムーズになる上、日本の環境になじみやすいと言うことでそうしています。 一部の特殊な物をのぞき、一般的な物なら独自ルートにより数日で部品等も入手可能なので、 昔よく言われたように、ドアで何ヶ月も待たされたと言うことは、現在はありません。 またバイパスドア(引き違い扉)、ポケットドア(片引きで壁の中にドアが入ってしまいます)等も設計上うまく使うと、快適な使い勝手になると思います。 素材に関しては当社で一番人気のHDFのドアで現場で塗装します。ホワイトで塗ることが多いのですが、ローカ側をホワイト、部屋側を壁の色に合わせて塗装等、遊び心があってもおもしろいのではないでしょうか。 そのほかは木製のドアもあり、一部ガラスが入っていたり、格子が入っていたりルーバーのドア等、選択することが出来ます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.17 09:04:08
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