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 思春期の君たちへ 

 思春期の君たちへ 

エスカレート



一学期の終了式、みんなが下校してから、通知表を取りに行きました。

夏休みの始まりです。


休みになって精神的に開放され、

急に勉強をし出したり、明るく過ごしていたドロシーですが、

お風呂に何日も入らず、歯も磨きませんでした。


また、私へのベタベタはエスカレートするばかり・・・

一言で言えば、幼児に戻ったみたいな感じでした。


私の姿が見えないと、すぐさま探しにきます(同じ家の中にいるのに・・)

一日中、『抱っこ~抱っこ~』とまとわりついてきました。


そうかと思うと、家の押入れにこもって、耳を塞いで泣いていたり、

かんしゃくを起こして、ローラに暴力をふるったり、暴れたりなど、

手がつけられない、わがままな赤ちゃんになりました。



でも、ドロシーの場合、救われたのは、

サマーキャンプや、学校に泊まろう企画や、

近所のお祭り、プール等には参加出来たことです。

お友達との交流が多少なりともあった事が、

その後の教室復帰に役立ちました。


私はその頃から、ODについて、深く調べるようになりました。

このままただ待っていること等、

やはり私には出来なかったのです。

そこで私は私なりの結論が出てきたのでした。

『ウチの子は何故、ODになったの?』

その疑問は、その後を大きく変えるきっかけになりました。










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