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 思春期の君たちへ 

 思春期の君たちへ 

復帰後



私は、母親の法律を元に、自分なりのオリジナルの方法で、

必死に『親が変われば子が変わる』を実践しました。

でも、それまでの習慣を変えることは、

本当に大変なことでした。


まず、自分のそれまでの子育てに間違いがあったことを素直に認め、反省し、

そして、それまでの子育てのやり方から180度違う方法に変えるのですから、

本当に苦しかったです。


頭ではわかっていても、感情が追い付かなかったり、

ついうっかり、法律違反をしてしまいました。


教室復帰を果たしたあとも、しばらくは週1、2回のペースで、

体調不良を訴えて、お休みしていました。


それを黙って見守ることは、苦しみでした。

でも、それをやらなければならないのです。

本人がこの壁を乗り越えるのを、

親である私は『待つ』しかできない・・・

教室復帰を果たした後も、

苦しみは別の形で、続くのでした。



『待つことは大変なことです。

それは待てない自分と向き合うことだからです。

親として無力な自分に耐えられないのです。

情けなくて、ふがいなくてたまらなくなるのです。

でも、待ってください。

わが子以上に不憫な存在になっていないでしょうか。

待つことは信じることです。

信じるとは場合によっては、情けない自分と向き合うことです。

子どもの心に寄り添うとは、

親が自分と向き合う苦しさから逃げないことです』


 (ストレスから子どもを守る本 より)



親が変われば子どもも変わる。



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