精神世界の叡智

[日本の伝統文化] カテゴリの記事

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• 開山・栄西禅師800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」に行ってきました

  東京国立博物館で開催されている開山・栄西禅師800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」に行ってきました。≫続きはこちらです

  2014.04.07

• 両陛下 伊勢神宮参拝へ ～ 三種の神器が20年振りに揃うことに

  天皇皇后両陛下は、去年「式年遷宮」を終えた伊勢神宮に参拝するため≫続きはこちらです

  2014.03.08

• 初春花形歌舞伎「壽三升景清」で海老蔵に魅了される　

  最近成長著しい市川海老蔵を見たくて、 ・・・≫続きはこちらです　

  2014.01.05

• 靖国神社に参拝してきました

  とかく話題性の高い「靖国神社」国際問題はともかく、「靖国神社」は、幕末・・・≫続きはこちらです

  2014.01.03

• 一般参賀に行ってきました

  一般参賀で、皇居にて天皇陛下のお姿を拝見してきました。≫続きはこちらです　

  2014.01.02

• 年越の大祓

  12月31日、各神社では恒例の「年越の大祓」が行われます・・・≫続きはこちらです

  2013.12.27

• 新年一般参賀は来年１月２日

  新年一般参賀は来年１月２日に皇居で開かれます。≫続きはこちらです　

  2013.12.10

• 古事記　神話を旅する

  神話の世界に出てくる地名が、今でも日本全国に実在している。日本は本当に「神の国」と思えて、ワクワクする。続きはこちらです。

  2013.10.08

• 紀元節

  本日は建国記念の日。元々は、『日本の紀元の日』で「紀元節」といいました。神武天皇が大和国の橿原の宮にて、わが国初代の天皇の御位にお就きになった日でした。しかし、戦後になり「紀元節を認めることにより、天皇を中心とする日本人の団結力が高まり、再び米国の脅威となるのではないか」というGHQの意向で、紀元節は廃止されました。その後、アンケート調査により、全国民の80%以上の人が「建国を記念する日」を望んでいるということがわかり、 1966年になり建国記念の日に関する提案が承認され、1967年から適用されることとなりました。本日は、全国各地の神社で、建国を言祝ぐ諸行事が行われます。神武天皇即位以来、万世一系の天皇（今上陛下は第125代目の天皇）によってしろしめされるわが国の2670年目のその上を偲び、国運の隆昌と世界の平和が祈念されます。神門前広場の斎場では、橿原神宮を遙拝。続いて、「紀元節」の歌を声高らかに斉唱します。日本の祭日はそれぞれ意味がありましたが、戦後ＧＨＱの意向によりないがしろにされました。しかし、その起源を知ると、日本の深い精神文化を知ることができます。

  2010.02.10

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  皇居の一般参賀

  皇居の一般参賀に行ってきました。私はこれまで、実は皇室というのを否定してきました。というのも、私自身、日教組の自虐史観により教育（洗脳）され「日本は悪いことをした」「日本はダメな国だ」、また、サヨク色の強い朝日新聞を読んで育ったきたため、天皇など必要のないものだと思ってきました。（もとはGHQの政策によりますが）しかし、日本人のアイデンティティの源泉を知ろうと、日本の歴史を調べ、神話をひもといていくと、「日本は天皇を中心としている神の国」ということがわかったのです。天皇の本来の役割は、神々への「祈り」、すなわち、神々や皇霊に「祈り」をささげること。そして、国民の幸福、さらに人類の幸福をひたすら「祈る」のが、天皇の御本務なのです。天皇とは、すわなち祭祀王だったのです。神話の時代からその系統が2500年も連綿と続いている祭祀王は、唯一日本の天皇だけ。「生きる世界遺産」として、私たちはその威容を誇るべきなのでしょう。天皇を知ることは、日本人のアイデンティティを知ることにつながるのではないか。そして、「天皇を中心としている神の国」を感じるために、一般参賀に行くことを決めました。今日は、朝から晴天に恵まれ、一般参賀に訪れた人は、昨年より3500人多い7万9290人だったそうです。天皇陛下から「本年が皆さんそれぞれにとり、良い年となるよう願っています。年頭に当たり人々の幸せと世界の平安を祈ります」との挨拶をいただくことができました。神々を「祈り」、国民の幸福を「祈る」、その「無私」の姿を直接拝見することができ、天皇に対する感謝の気持ちが湧き上がり、私たち日本人は無意識に天皇と精神的につながっていることを感じたのでした。＜参考＞「ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論」小林よしのり 「渡部昇一の昭和史 正」渡部昇一「日本人として知っておきたい皇室のこと」中西輝政

  2010.01.02

• 神道を理解した西洋人

  産経新聞のコラム【元気のでる歴史人物講座】の49回目の本日のテーマは、「ジョセフ・メーソン　神道を理解した西洋人」でした。アメリカのジョセフ・メーソンは、日本が日露戦争で勝利に驚嘆し、以来約30年間、日本研究に没頭。その結論が近代日本躍進の原動力は神道にあるとしました。日本人は神話の時代から今日まで人間の原始的心情を持ち続けてきた稀有の民族であった。外来の宗教、思想にのみこまれることなく仏教や儒教を融合し、民族本来の信仰、精神、生き方すなわち神道を決して失わなかった。日本人は、天地自然のすべての存在を神のいのちの表現として、天地自然の万物を崇拝してきた。キリスト教などの一神教のそれとは根本的に異なる日本人の生命観、自然観、世界観を是としたメーソンは「私はシントイスト（神道者）である。私は世界に比類のない神道を信奉する」と述べた。学校教育やメディアは、自虐的史観であふれ、日本神話をないがしろにし、日本的なものを否定していますが、日本文化は世界に誇るべき素晴らしいものがあります。アミニズムを原点とし、八百万の神々が生きている国。そうした自国の文化に誇りを持ちたいですね。産経新聞【元気のでる歴史人物講座】「ジョセフ・メーソン　神道を理解した西洋人」---------------ツイッター始めました。http://twitter.com/RYUKI358フォローよろしくお願いします！

  2009.12.09

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  新嘗祭

  今日は収穫を感謝する日。勤労感謝の日ですが、昭和23年にGHQにより変更されるまで「新嘗祭（にいなめさい）」でした。「新嘗祭」は天皇陛下が天照大神らの神々に新米や粟のご飯、酒などをお供えし、自らも召し上がりになる祭祀で、収穫の感謝と翌年の豊穣とにむけて力を得る意味もあり、最も重要な祭祀で、名前が変わってた現在でもとり行われています。日本の祭日は、紀元節、天長節など、皇室の祭祀を国民とともに祝うものでした。四方拝、春季皇霊祭、秋季皇霊祭、新嘗祭は、それぞれ、元日、春分の日、秋分の日、勤労感謝の日と変更され、今では祝祭日の意味がまるっきりわからないものとなってしまいました。天皇は先祖を祀る「祭祀王」、そして、五穀豊穣を祈る「祭祀王」でもあります。また、天皇の仕事は日本文化の体現とその継承でもあります。天皇を知ることは、日本人のアイデンティティを知ることでもあります。天皇論---------------ツイッター始めました。http://twitter.com/RYUKI358 よろしくお願いします！

  2009.11.23

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  日本の曖昧力

   日本の曖昧力 本書は、拓殖大学で超人気の呉善花先生の「日本の歴史と文化」の講座をまとめたもので、外国人の視点から見事に日本の強さと美しさの謎を解き明かしてくれてます。日本では戦後、GHQにより日本の価値観は徹底的に否定され、未だにマスコミや教育界では自虐史観がはびこっています。そのため、自分の国に誇りを持てないことから、日本人としてのアイデンティティの崩壊をもたらす要因ともなっています。呉先生が拓殖大学でこの講義を始めるや、予想した学生の二倍が聴講したため教室は満員になり、大教室に移動することになったほどの人気振り。特に日本人の学生が「そんな歴史、高校まで教わらなかった」「先生の日本論にとても勇気づけられた」「日本人として自信が湧いてきた、ありがとうございます」という声に囲まれたとのこと。また、鬱になっていた帰国子女が、先生の講義を受け、日本の良さを再認識し、鬱が治ってしまったとのこと。自分の国に誇りを持ち、アイデンティティを確立することはいかに大切かがわかります。最近、「クールジャパン」と日本のポップカルチャーが世界で人気を得ています。日本が世界に誇る文化の根源はどこからきているのか？日本の歴史の根源にさかのぼり、日本の特異な「縄文文化」「ソフトアニミズム」の観点から、日本の素晴らしい文化、民族性を解き明かしてくれます。

  2009.05.29

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  大祓

  氏神様である大宮八幡宮にて、一年の罪穢を祓い、清々しく新しい年を迎えるための年越大祓に参列してきました。年越の大祓は6月の大祓と同じように、心身の穢れを祓い清め、新しい年を迎えようと祈る神事です。神職が大祓詞を宣読した後、参列者一同揃って切麻で身を祓い、列をなして「茅の輪」を3度くぐることによりさらに祓い清められます。この一年色々ありましたが、大祓で身を清めたせいか、新年を気持ちよく迎えられそうです。来年はいかなる年になるか？！常にこの瞬間に生きていこうと思います。

  2008.12.31

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  12月31日は神社で大祓！

  あっという間に12月！一年はすぐに過ぎ去りますね。少し早いかもしれませんが、たいがいの神社では12月31日では大祓（おおはらえ）を行ってます。大祓は、6月と12月の年二回とり行われます。特に12月大晦日の大祓を「年越の大祓」といい、新しい年を迎えるにあたり、知らず知らずのうちに犯したり触れたりした罪・穢を祓い清める神事です。年越の大祓は、12月31日夕方（大体午後4時）神門前で、「茅の輪潜り（ちのわくぐり）」が行われます。厳かな神事ですので、みなさんご参加を！

  2008.12.03

• 古武術の真髄

  今週のメルマガは「古神道の身体秘伝」（大宮司朗著）をご紹介しています。本日のテーマは「古神道と武道」です。本文はメルマガご購読ください武道では、肚（ハラ・丹田）を重視した動きが求められます。柳生十兵衛の新陰流では、身体の中心部の臍（丹田）に意識を置くことの大切さを説いています。また、かの山岡鉄舟は「剣を用いるにあたって、手で斬るのではなく、身体の中心である肚で斬ることが大切だ」と語っています。武道の真髄は、人間は小宇宙であり、丹田がその宇宙の中心ととらえています。合気道の創始者・植芝盛平翁は「我即宇宙（我すなわち宇宙）」と説いていたのです。肚（ハラ）が重視されるのは、武道や能楽、茶道などの稽古のときだけでなく、日常生活においても重視されています。渋川流では丹田を意識した姿勢を「正体」といい、稽古以外の日常生活でも「腹を練り、身を直すこと」を常に心がけるように言われています。何をするにしても、会話、食事、歩くとき、仕事をしているときでも、常に丹田を意識することが大事であるということです。丹田に氣が充実していれば、常に平常心でいることができます。とっさの出来事にも、あわてず臨機応変に対応することができます。さらに、丹田に収めている氣を、宇宙に広げることによって、自分が宇宙と一体であるということも感知することができるのです。日本の伝統芸術・武芸は、肚（丹田）を重視した素晴らしい文化を編み出しました。失いつつある日本人の良さをこれらの中に見出すことができるのです。

  2004.09.30

• 日本伝統文化を知ろう　尺八編

  尺八は奈良時代に日本に伝来し、当初は雅楽の楽器として使われていました。その後、尺八は禅宗の一派の普化宗（ふけしゅう）の僧侶が、尺八を使った呼吸の鍛錬で悟りを開く行法のために使われるようになりました。「吸禅」とも呼ばれ、そのめざす悟りの音を「一音成仏」という言葉で表されていました。また、虚無僧は深い編笠をかぶり尺八を吹きながら諸国を旅し、江戸時代に隠密活動をしていたと伝えらています。明治の廃仏毀釈により普化宗が廃止された後、尺八は楽器として改良され、一般に普及する楽器となりました。現在琴古流と都山流の二大流派があり、また、最近では虚無僧研究会が当時の普化宗の曲を掘り起こす活動を行っています。私は20年ほど前、学生の頃に尺八を習っていました。尺八は、穴が5つしかないのですが、そのシンプルさが逆に複雑で繊細な音を作り出すことができます。私にとって、尺八はかなり難しい楽器で、音らしいものを出すのが精一杯でした。あるとき、先生と向かい合わせで稽古をしているとき、ある瞬間、自分の吹いている音がモノラルからステレオに変わり、天から光となってら降り注いでくるように聞こえてきたのです。ほんの数秒のことなのですが、そのときの感覚は言葉のない無言語の世界にいました。自分はその妙音に感動し、至福を感じていました。しかし、心の中で「この音は何なのだ！」と言葉にしたとき、また元の喧騒の世界へ、モノラルの音色に戻ってしまったのです。その後も先生と稽古のとき、うまく先生がリードしてくれるせいか、何回かその妙音を経験することができました。いずれの時も、言葉が無い世界で、自分の意識を左脳で言語化すると、その世界が遠のいてしまうのです。まだこの世界に浸っていたいと思っても、無常にも去ってしまうのです。ある時、先生にこのことを尋ねると、驚いたことに先生はいつでも尺八を使って瞑想の境地に入ることができるというのです。先生はもう故人ですが、人間国宝になられたほどの技量と精神性の深さを併せ持っておられました。天才とはいつもでも右脳を自由に使うことができる・・・天才と凡人の違いはここにあると実感しました。あの時の自分は、右脳の世界に入り、アルファ波からシータ波の状態にいたのではないかと思います。この状態を自由自在に作り出すことができれば、かなり創造的な仕事ができるのではないかと思います。一流の仕事を成し遂げた人は瞑想の習慣をもっていたというのは本当でしょう。日本の伝統芸術は、非常に精神性の優れたものであります。それらを修することは、日本人としてのアイデンティティを確立するために、非常に重要なことだと思うのです。

  2004.07.13

• 日本伝統文化を知ろう　能楽編

  私が10代、20代の頃は西洋につよい憧れをもっていて、日本のものにはあまり関心を持っていませんでした。どちらかというと、日本的なものを軽んじていたところがありました。しかし最近は、やはり日本には素晴らしいものがあると再認識をし、日本のものに強い関心を抱くようになりました。それはいわば、自分の原点をとらえなおす作業と同意義でもあると思います。日本伝統文化には、能楽、歌舞伎、茶道、華道など素晴らしいものがあります。私はとりわけ、能楽に強い興味があり、20年前に一度舞台を見に行ったときに感動しました。それから「能狂い」に陥り、数年前に観世流の先生と縁ができ、現在は仕舞と謡を習っています。能楽は、世界遺産にも登録されている日本の三大芸能（能・歌舞伎・文楽）のうちの一つです。14世紀末の室町時代に観阿弥・世阿弥によって大成されたもので、実に600年の歴史を持ちます。能の登場人物は少なく、わずかの動きから複雑な感情を表すのが大きな特色となっています。能の舞台（ステージ）はとてもシンプルです。ただ背景に松の絵が描いてあるだけです。現代演劇とは違って場面設定がわかりやすいよう舞台に装飾はまったくありません。また、演者の派手な動きもありません。では、どうやって舞台を作っていくのか。それはイマジネーションです。演者の想像力が舞台を作り出していくのです。華美な舞台装飾もなく、大袈裟なパフォーマンスもないので、演者の存在感・緊張感が場を作り出すのです。シテ(主役）の力量がものをいいます。冬であるなら冬をイメージし、精霊がでてくれば精霊になりきる。その場面をエネルギーで作っていく。素晴らしい舞台に恵まれると、まさにその世界にひきこまれます。まさに「幽玄」の世界がそこに展開します。言葉を知らない外国人でも、舞台にひきこまれるとよく言います。ヨーロッパ、特にフランスで高い評価を得ているのです。--------------------------こうした息の芸というものは、いずれも丹田呼吸ができなければ出ない声です。古典芸能を支えていたのはまさに息の技術でした。（略）能のストーリーには、歌舞伎のような波乱万丈の展開といったものがあまりありません。最初から最後まで、さしたることが何も起きないこともある。それは幽玄なる霊魂の世界とつながっています。今まで見ていたのは、実は旅の僧が見ていた夢の世界だった。あるいは、狂気の世界とつながっていて、老女が実は幽霊だったと言うような仕掛けになっています。こうした霊魂が支配しているような世界というのは、高い瞑想状態にも通じます。ですから、能はそうした脳の高い覚醒状態を楽しむものだったわけです。＜斎藤孝「呼吸入門」より＞--------------------------

  2004.07.06

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