松岡伸矢君行方不明事件
平成元年3月7日、朝、徳島県貞光町(現つるぎ町)に帰省時行方不明父親が目を離したわずか数十秒のことだった。まだ事件が浸透していない数日後、保育園の同級生の保護者を名乗る女から「お見舞金はどこへ送ればいいですか?」という問い合わせが電話であった。http://www.police.pref.tokushima.jp/03jyouho/sinyakun.html現場はほとんど人の出入りのない場所で、3ヶ月のべ1,400名による捜索にも関わらず何の手がかりも見つからなかった。北朝鮮による拉致の疑いのある特定失踪者問題調査会のリストに入れられている。「成蹊幼稚園ナカハラマリコの母親」と名乗る女性から電話がある。成蹊幼稚園は伸矢君の姉が通っていた幼稚園で、見舞金を集めたがどこに送ればよいかという問い合わせであったが、ナカハラマリコという名前の児童は当時在籍しておらず、見舞金を集めたという事実もなかった。電話を受けた父の正伸さんによると、女性の口調には徳島弁のアクセントがあったという。北朝鮮の工作ではないかとおもわれる。もう、かなりの月日がたっている。この案件については、北の犯行であるならば全世界を敵にまわすことになるだろう。早く返すように。