グレープ-精霊流し
【レコード・EP盤】(中古) グレープ/精霊流し作詞・作曲はさだまさし。毎年8月15日に長崎で行われる精霊流しを題材とした作品である。直接的には、さだの母方の従兄弟が水難事故で亡くなってしまった時の精霊流しの思い出がモチーフになっている。さだまさしは、この作品で第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞している。 発売当初は売れ行きが伸びなかったが、東海ラジオの蟹江篤子アナウンサーが自分の担当する『ミッドナイト東海』で毎週のように流し続けたところ、徐々に人気が上がり始め、中京地区からヒットする形で全国へ広がっていった。このため、さだは今でも蟹江を恩人として敬意を払っている。売れなくて大変な時代を乗り越えがんばってきた、グレープはこの歌のイメージで定着してしまう。