南関東直下地震
南関東直下地震(みなみかんとうちょっかじしん)とは、2007年(平成19年)~2036年(平成48年)の間に、関東地方に70%の確率で発生すると想定されている直下型の大地震。マグニチュード7級と想定される。西暦1600年以降、マグニチュード8級の1703年12月31日の元禄大地震と1923年9月1日の関東地震(関東大震災)が発生しており、このクラスの地震は200~300年間隔で発生するとされる。またその間、1855年11月11日安政江戸地震と1894年6月20日の明治東京地震が発生しているように、マグニチュード7級の地震が数回発生するとされており、いつ発生してもおかしくない状態である。2005年に発表された中央防災会議の報告によると、被害が最も大きい場合、死者13,000人、負傷者170,000人、帰宅困難者6,500,000人、全壊の建物850,000棟、避難者総数700万人、経済への被害112兆円と、今の日本にとてつもない被害を及ぼすと想定されている。ちなみに、東京都防災会議地震部会が2006年3月に発表した最終報告では、被害が最も大きい場合でも死者は約5,600人とされた。まさに、麻痺が起こる、死者はその数倍であるとぼくはおもう。