国鉄9600形蒸気機関車
9600形は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道院が1913年(大正2年)から製造した、日本で初めての本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車である。「キューロク」、「クンロク」と愛称され、四国を除く日本全国で長く使用された。国鉄において最後まで稼動した蒸気機関車となった長命な形式である。保存されたが後に解体された車両49678(日曹炭鉱天塩鉱業所49678) - 北海道豊富町「森林自然公園」 - 2004年6月に解体 9644 - 新潟県北蒲原郡聖籠町「聖籠町公民館」 - 1998年9月に解体 59670 - 熊本県阿蘇市「阿蘇簡易保険保養センター」 - 2000年11月に解体 69608 - 佐賀県唐津市・東港埠頭(唐津港開港百周年記念碑横) - 2007年2月に解体 9632 - 山形県酒田市「日和山公園」 - 2007年夏に解体