世帯は「独り暮らし」が主流に=75歳以上、25年で2倍超-厚労省研究所推計
3月14日18時1分配信 時事通信 2030年までの25年間で、65歳以上の独り暮らしが1.8倍、75歳以上だと2.1倍に増える見通しであることが14日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所がまとめた「日本の世帯数の将来推計」で分かった。 推計は5年に1回実施。今回は05年の国勢調査などを基に作成した。同研究所は「前回推計と比べ、少子高齢化や未婚化が一層進んでいる」としている。この結果、一世帯当たりの平均人数は30年には2.27人と、今の北欧諸国並みになる見通し。 推計によると、30年の日本の総人口は05年に比べ1254万人減の1億1522万人となるのに対し、世帯数は同26万世帯減の4880万世帯にとどまる。 世帯構成は、独り暮らしが06年には「夫婦と子」の世帯を抜いて1位となり、30年には全世帯の37%に当たる1824万世帯となる。独り暮らしが1位となる時期は、前回推計より1年早まった。一方、これまで1位だった「夫婦と子」の世帯は1070万世帯と大幅に減る。 全世帯のうち、世帯主が65歳以上の「高齢世帯」は1903万世帯と1.4倍に増加。うち、75歳以上の世帯は1110万世帯と2.0倍に増加する。 世帯構成は、独り暮らしがいずれも4割近くを占め、その数は05年に比べ、65歳以上が1.8倍、75歳以上だと2.1倍に増える見通し。 どうなるのかな、25年後か、おれも70歳か、親父が生きていたら98歳か、予測つかないな、これからも、どんどん世の中の状況が変質してゆくんだろうね。僕たちはついてゆけないんだね。