お気楽日記

タイトルで買った本。
初めて就職した会社での仕事が校閲だったという理由で。

サクサク読み進んで２時間ほどで読了。

私の職場はこんな華やかなギョーカイではなかったけれども、
やっていた仕事は似たようなもの。

校閲とは誤字・脱字だけでなく
書かれている内容が事実かどうか、整合性が取れているかどうかという
内容にまで踏み込んだチェックをする。

ヒロインは河野悦子（こうのえつこ）。
ファッション誌の編集者を目指して入社したのに、
配属されたのは文芸書の校閲部。
本人は名前のせいだと思っている。

作家や編集者、同期の女子社員との絡みでストーリーが進んでいく。

ギョーカイ物としては面白かったんだけど、サクサク読め過ぎたせいか
最後まで主人公の顔もスタイルも具体的にイメージできなかった。
他の登場人物はそれなりにイメージできたのに。
私がブランドにも『オシャカワ』な女子にも縁がないからかな。

帯に『重版出来！』の文字が見えているのはタイムリー。
数年前まで『じゅうはんでき』って読んでいたのはここだけの話（笑）

去年末に続編『校閲ガール　ア・ラ・モード』も発売されている。
買わなくちゃ～。読まなくちゃ～。