二回目のプロポーズ
名古屋に、ベーシックヨガのコースを伝えに通っています。今東京では、TTCも始まって明日は心斎橋、あさっては、名古屋への移動。参加者のみなさん同様、私もバタバタ・・・一緒にがんばらなくっちゃ。テレビを欲しいとは思いませんが、我が家にはテレビがないのでホテルで時々見るテレビって、CMも含めてとっても進化していて別世界で刺激的。実話をドラマ仕立てにして放映していました。本にもドラマにもなったお話だそうなので、ご存じの方も多いかもしれません。ニューメキシコ州で、新婚の夫婦が交通事故に遭います。妻は、記憶を失い、リハビリも必要な状態です。夫が、病院に通い、妻のリハビリを支えるわけですが、妻は夫のことが記憶にないので、厳しくリハビリの面倒を見る夫を嫌ったりもします。リハビリの成果も出てきて、外に出られるようになりますが、戻ったのは、二人の家ではなく実家です。様子を見ながら、二人が新婚当時暮らしていた家にも母親同伴で行くものの全く記憶のない妻は、混乱します。夫はもちろんショックです。そして、このころ、交通事故の妻の医療費の請求が二千万円、夫の元にきます。夫だから払う義務があるものの一方妻は記憶もなくし、夫は嫌われてもいるという状態。上司は、別れることを勧めますが夫は別れません。永遠の愛を誓ったから・・・大変な状況の中、上司や町のみんなが彼の為に寄付を募るという美しい出来事が訪れます。でも、妻の記憶はないまま・・・・あきらめかけていた矢先、カウンセラーに提案された残されたひとつの道は、二人の過去を思い出すのではなく新しい愛の記憶、思い出を作ることだったそう。夫は、改めて、妻の喜びそうなデートに誘ったりして愛を育みます。最後は、二回目のプロポーズでめでたくゴールインするのです。現在では、二人のお子さんもいらっしゃいます。妻は、両親の記憶などはあるものの夫の記憶だけがないという稀な状態。どんなカルマだったのかと思いを馳せつつ、夫の献身的な愛に感動します。夫の事を全く思い出せない状態の妻の多大な治療費、献身的なリハビリやデートへの愛、食べ物の好みも変わってしまった妻ともう一度デートを重ねていく愛、彼の窮地を知って、支えようとする上司や隣人の愛。素敵な実話です。時に、人の体験を聞いているとまるで小説や物語みたいにドラマチックに感じます。巧妙にタイミングや出来事が仕組まれているようで登場人物も最高に配備されているような・・・・偶然のフリした必然がいろんな出来事の裏に隠れているのが人生だったりするのでしょうか。