1石けんの作り方
手作り石けんには大きく分けて二つの作り方があります。 ひとつはホットプロセスという加熱して作る方法です。この最大の利点は作ったらすぐに使えることでしょうか、また市販の石けんの多くはこの製法によるもののようです。そしてもう一つはここでご紹介するコールドプロセスという熟成期間が1か月以上となる作り方があります。コールドプロセスは使用する素材が熱によって受ける影響を避けやすいことや肌あたりのいいものが作りやすい利点があるといわれています。使用できるまでに時間が必要ですが何かと慌ただしい日常、こんな風にゆったりさんに物つくりをするのもいいのではないでしょうか。
コールドプロセスの石けんに必要な材料は、大雑把には3つです。 <1.オイル、2.水、3.苛性ソーダ> 簡単に見えるでしょ。その通りで家庭でも作ることができるんです。ただし、幾つかの注意事項を守ることが大切となります。もっとも大切なことは劇薬に分類される苛性ソーダの取り扱いです。
詳しい作り方については、『手作り石鹸と化粧品材料の店マンデイムーン』さんのこちらのページが良いのではないかと思います。豊富な写真やイラストと共に紹介されています。 ※苛性ソーダ水の作り方について。 苛性ソーダと水の合わせる順番には二通りあります。ひとつは苛性ソーダを入れた瓶に水を入れる方法。そして、その逆に水の中に苛性ソーダを入れる方法です。わたし個人はマンディムーンさんも紹介している前者(苛性ソーダの中に水を入れる)で作っています。一気に瓶が熱くなるのですが、この方が取り分けた苛性ソーダをすべてつかえて取り分けた容器に余してしまうリスク回避ができると考えるからです。 オイルと水について オリーブオイルはスーパーでも簡単に入手しやすいものになります。そのほか、ベースに使うことが多いココナッツオイル、そしてオレンジ色の石けんを作るときに少量だけ使うカロチーノプレミアムパームオイルは業務用食材を扱っているお店で見かけやすいです。水は水道水でも構わないと思いますがわたしは精製水を使います。 苛性ソーダについて。 薬剤師がいる一部の薬局で売っています。劇薬扱いとなりますので購入には印鑑と場所によっては身分証明書も必要となります。私が購入したことがある店舗は、ツルハの樽川店(北海道石狩市)、たまプラーザ駅前店(横浜市)です。
┃材料の揃うお店を探す(楽天のショップ) ┃材料の揃うお店を探す・その2 オリジナルの手作り石けんと良質な各種オイルが購入できます。シアバターは特に絶品。石けんのレシピも惜しげなく公開されています。 オイルからオプションまで何でも揃ってしかも激安です。量と価格を求めるならこちらのお店がいいでしょう。地方発送の料金が割高なので、近くの方なら便利かもしれません。 学業務用食品や包装・容器が豊富。定番オイル(オリーブ・ココナッツ・カロチーノなど)があります。札幌市、小樽市、函館などに店舗があります。
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