カテゴリ:◇看護・医療
今日から、新入生、新社会人と 新しい環境に入られた方も多いのでしょうね。 そしてそこでは迎える人たちもいます。
むか~し、むかし(笑) 看護学校を卒業して最初の職場でオリエンテーションを受けたとき、 ホールのどの位置に座っていたのか、窓から見えた光景も いまでも思い出すことが出来ます。
知らない人に囲まれつつ、隣り合った人と挨拶して 看護師もいれば、助手、レントゲン技師と色んな職種の人に出逢い どんなことを説明受けたりするんだろうなって喋って 始まった第一日目。
病院の各部署や部門に仲間が出来て 仲間を通してベテランの方たちとも仲良くさせてもらいました。
数年後、 憧れていた先輩ナースに 「中堅として後輩の手本になるようにね」と言われ 今日の日、新しく門出を迎えられた新人さんを出迎えました。
それぞれにどんな風に 今日という一日を迎えられたのでしょうか。
4月1日、 何かと新しい環境に入られたり 新しいことを始めたり、出迎えたりすることの多い日 そして自分がかつて通ってきた日のことを思い出しやすい日
病棟勤務をされるあなたへ
病棟で出逢う患者さんたちは 生まれてから数々の体験をされ色々な方たちの中で過ごされ 様々な思いや考え方を培ってきています。 そして、いま何かしらの病気や怪我のために病棟に来られました。 さらに治療などがひと段落したら、また日常やその他の場所に帰ってゆきます。 中には、ここで人生の旅を終えられる方もいるでしょう。
私たちが関わるのは、 ほとんどは人生という長い時間の中の一時点です。
たとえば分かりやすい例では、 生活習慣病は、生活上でのことが要因となって現れる疾患です。 私たちが関わる一時点ではない、それ以外の多くの暮らし方やそこでの考え方や 日々の決断などが影響していることは分かりやすいかと思います。
そこで、一時点にすぎないかもしれない 病棟でのどのような関わりがあると、それ以外の多くの部分に 好ましい影響となるのか、これはとても大切な視点になります。
何を好ましいとするか、 この部分も患者さんそれぞれです。
学校で習ってきたとおりになっていないことも現場ではあります 習ったこと以上のことをすぐに求められることもあるでしょう
働く上でも、 一人の患者さんを看るときも…
あなたや私たち看護師だけでなく、 医師、薬剤師、技師、助手など、みんながいます。
そして、それぞれの見地から色んな知恵や知識、技術を持っています。 みんなもそれぞれに数々の体験から培ってきました。
忘れてる人もいたりしますが、、、 みんな新人という時を通ってきています。
あなたのまわりにいる沢山の仲間の力を借りながら 出会うことの中に素敵なものを多く見つけて欲しいなと思います。
通り過ぎた後で振り返って見つけることはできますし、 その瞬間に実感して行けたら、相手にも自分にも、より多くの影響をもたらすでしょう
より多くの遣り甲斐あること、 素敵な看護が展開してゆくように、 プリセプターシップを活用するのも一つの手ですね。
他には、注射の手技は○○さん、身のこなしは○○さんと いいなと思うことを実践している方に尋ねたり、それぞれをモデルにして どんな姿勢や表情、動作をしているかマネしてみるのもおススメです
上手なことには、上手なコツがあります。 また、あなたに合ったものがあります。
そして学びながら、 ここでだから遭遇できる数々のことを体験していってください。
おススメの本をご紹介します。 人とコミュニケーションするときでも、自分の自己管理をするときでも 何が大切なのか、具体的にどうしていったらいいのか幅広く明確です。 NLPについても分かりやすく説明されています。 文庫サイズなので薄くてどこでもすぐに読める一冊☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.02 00:42:47
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