BEAUTIFULだけどBEAUTIFULじゃないBEAUTIFUL SOUTH
今月は定休日が5回ある上に、臨時休業もあったので、営業日数が24日しかない。27日あった先月より3日も少ないから、当然売上げも減る。加えて、帰省中の出費で、正直今月はちょっと厳しい。まあ、それでもCDは欲しくなる訳で…(笑)。そんな時、Amazonで何気なく検索したTHE BEAUTIFUL SOUTHのアルバムが、中古だけど1枚1円で販売されていて、送料を入れても341円という安さに衝動買いした。'96年発売の【BLUE IS THE COLOUR】以来だから、実に17年振りだ(笑)。バンド自体は、既に解散してしまっているらしい。THE BEAUTIFUL SOUTHは、日本では無名ながら、本国イギリスでは実力、人気共にあるバンドだ。発表したアルバムのほとんどがトップ10入りし、全英1位を2度、2位を3度獲得している。僕が唯一持っていた【BLUE IS THE COLOUR】はイギリスだけで500万枚を売り上げ、彼らにとって最大のヒット作になった。そんな彼らの魅力は、何と言ってもその卓越したメロディ感覚と卑俗な歌詞だろう。男性2人と女性1人がボーカルを分け合い、様々に表情を変えながら紡ぎ出される美しいメロディの数々。けれど、そこで歌われているのは、不倫やアルコール中毒、家庭内暴力に同性愛など、とても美しいとは言えないものばかり…。まあ、歌詞をちゃんと聴き取れる英語力が無い僕にとっては、メロディの素晴らしさだけで充分なんだけど、そんな一癖も二癖もある歌がヒットして、普通に各家庭で流れているイギリスの国民性には驚かされる(笑)。【BLUE IS THE COLOUR】の1曲目なんて、いきなり「don't marry her,f**k me」だからな…。今回新たに購入したのは4枚。一通り聴いてみた感じでは、【QUENCH】が気に入った。(勿論、歌の内容は知らないけど…笑)とりあえず、1円じゃない残り5枚も早めに集めてしまいたい。【BLUE IS THE COLOUR】【QUENCH】