社会派ブログの社会派な感想…? (月組【フリューゲル / 万華鏡百景色】感想…その2)
もう、考える事が多過ぎる!!(笑)o(*`皿´ )o =3アメリカ大統領選挙に、新たなパンデミック計画に、WHO(とWCH)に、ウクライナ戦争に、BRICSに、気候カルトにエトセトラ、エトセトラ…。そして何より、それらに関してまともな報道を全くしない日本メディアの惨状に。自分で情報を得ようにも、ネット上は玉石混交、賛否両論に溢れ、その中から真実を探し出し未来を予測するのは並大抵ではない。もう、頭がパンクしそうだ(笑)。そんな中で月組【フリューゲル】の2回目を鑑賞して、厳しい監視社会の中で試行錯誤しながら西側の情報を得ようとする東ドイツ国民の気持ちに、もの凄く共感できた。これだけ情報網が発達した民主主義国家の日本が、インターネットも無い時代の社会主義国家と同じ状況というのも奇妙な話だが、これも民主主義の難しさを物語っているだろう。英国の元首相ウィンストン・チャーチルは、こんな名言(迷言)を残している。≪実際、民主主義は最悪の政治形態だと言える。これまでに試みられたあらゆる政治形態を除いての話だが。≫この発言は、必ずしも民主主義が完璧ではない事を表しているが、米国に言われたからという理由だけで民主主義を始めた日本国民には、これが理解できていない。民主主義になれば、平和主義になれば、国家は勝手に正しい方向に進むと勘違いしている。だから、いつの間にか情報が検閲され遮断されていても、それに気付けない。正に箱庭のネズミ、東ドイツの国民と同じ状況である。そして、戦後80年近く米国の思想や価値観に影響(=洗脳)されて育った日本人の多くは、西側メディアから発信される偏った情報だけが正しいと思い込み、それ以上を考えようとしなくなった。それは、社会主義こそが正義だと信じて疑わないヘルムート(鳳月杏)の態度と同じである。以前、映画【ダンサー そして私たちは踊った】の感想で主演俳優のインタビュー記事を紹介したが、彼も「旧ソ連時代に育った上の世代は、ロシアに影響された考え方を持っている」「ソ連がジョージアの文化や人々を変えてしまったと僕は思う」と語っていた。民主主義がいかに民度や国民性に左右されるか、日本とジョージアの例を見ても明らかだろう。おっと、いかん。また社会派なブログになってしまった…(笑)。レヴュー【万華鏡百景色】は、簡単な物語の流れを知っているからか、前回より更に楽しめた。最初から最後まで鳳月杏の色気がダダ漏れていて良かった(笑)。蓮つかさにも見せ場がしっかり用意されており、有終の美を飾った。本当に退団しちゃうのかい…?(つд;)それにしても、明治と太平洋戦争の間に、あんなモダンガール(モガ)の時代があったのは、今でもちょっと信じられない。白黒写真でしか見た事がないから想像し難いが、実際はレヴューのように明るくカラフルな街並みだったのかも知れない。【フリューゲル】と共に耳馴染みの良い楽曲が多かったのも、公演全体を通して楽しめた要因だ。ありがとう!!さて、次回の宙組【PAGAD(パガド)】観劇は、10月17日(火)と31日(火)。これまでは、少しでも早く感想を書いた方が良いかと思い、幕開け直後のチケットを買うようにしていたのだが、近頃はあまり詳しい解説もしなくなり僕の需要も減っただろうと判断し(笑)、少し日数が経ってからの公演を選ぶ事にした。(下手に書くと人事に影響してしまうため、好き勝手に書き難くなったというのもある…)元々、僕は組子達が芝居に慣れて来た後半の方が好みなので、暫くこの観劇スタイルに戻したい。また必要に迫られるような事があれば、その時に考えよう。とりあえず今は、タッカー・カールソンによるプーチン大統領のインタビューが実現する事にもの凄く期待している。その時は、ぜひカラーフィルムを忘れずに(笑)。旧東ドイツ出身の歌手ニナ・ハーゲンの1974年のヒット曲【カラーフィルムを忘れたのね】。ドイツ元首相のアンゲラ・メルケルが、自身の退任式に青春時代の思い出の曲としてリクエストして話題になった。