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テーマ:携帯電話のこと(2530)
カテゴリ:携帯電話
本日、Yahooニュースに(「MUSIC PORTER X」新規は約5万円――携帯の“高額化”進む)が掲載。
最近、ドコモのハイエンド端末は、このところ価格が上昇傾向にある。 90xシリーズの端末は3万円台後半の値段が付くことが多かったが、ワンセグ対応の「P901iTV」は新規価格が3万9900円とほぼ4万円だった。今回、約5万円とさらに高額の新機種「MUSIC PORTER X」が登場したことになる。 ドコモの中村維夫社長は記者会見の席上で、端末価格を安く抑えるためのインセンティブモデルが「破綻している」とコメント。今後、単価は上げざるを得ないだろうとしている。 中村社長が話した「インセンティブの破綻」とは? 現在、日本のケータイの通信料金が高い理由は、端末販売価格を安くするためにインセンティブ(報奨金)が支払われているためであり、新規購入や機種変更などの際に台あたり数万円支払われている。この原資となるのは当然皆さんが支払う通話料であり、日本のケータイの繁栄は、まさにこのインセンティブにより安い値段で高機能の端末を購入できる環境がある。 大切に何年も機種変更等をしない人は多いと思う。 しかし、この人がせっせと毎月支払っている通話料から、次々に新しい端末に機種変更する人のインセンティブが充当され、結局は大切に永く使っている人が損をしていることに気が付いていない人が多い。 通常の機種変更ならまだしも、今の契約を解除して新たに契約し直す、いわゆる「解約新規」の場合、インセンティブ分を回収できないまま、さらに新規契約でインセンティブを支払うというケースが多く、ここにも長い間機種変更しない人の通話料が充当されている現実である。つまり、等しく与えられるべきインセンティブを得る権利を放棄しているのだ。なかには新規契約をしてすぐ解約する「新規解約」でオークションに端末を売り利益を得ているものまでいる。 ところで、このインセンティブ制度はいずれ崩壊すると今まで予想されていました。 それは新規契約の頭打ちだけではなく、11月に予定されている「ナンバーポータビリティ」の導入があるからで、ナンバーポータビリティの導入は、先進導入国の例を見ても明らかなように、通話料金の値下げ戦争が起きる。つまりビジネスモデルが大きくかわることになる。 通話料金の値下げには「原資」が必要であるが、この原資には現状インセンティブとして使われている販売促進費が充当されるだろう。今年は、携帯電話業界は、面白い年になると考えられる。 高機能化する3G端末において、すべてのユーザーにこれまで通りのインセンティブモデルを継続することは、ナンバーポータビリティ導入以降厳しくなると考えられ、報奨金を払った上にARPUが減少しては、キャリアの利益がなくなってしまうからだ。そうなるとどちらかが減少することは明確で、それが端末インセンティブとなる。なぜなら、安定顧客を囲い込むには料金を安くすることが得策だからだ。 こうなると、当然、端末は高機能を求める人は高く、最低限の機能でいい人はそれなりの値段で買うという、ごくごく自然でまともな状況になる。 つまり、端末インセンティブがなくなれば通話料は安くできる。その分全員が魅力的な端末を安くかえる環境はなくなるということです。 以前、ソフトバンクの孫社長は、魅力的な3G端末を現行のレベルの値段で供給しつつ、通話料を下げると話していますが、これはどう考えても無理に等しいと考えられるが、孫社長ならやってくれるでしょう!期待します。 ただ、本当に現在の携帯電話の新規契約は安すぎますよ。新規でいろいろなサービスを付ければ、0円や1万円以内で買えちゃうんだもんね。 本来、携帯電話の価格は、こんな値段では買えません。皆さんもわかりますよね。 こんなに小さいボディにいろいろな機能が付いていて、0円で買えるのがおかしいよ。 例えば、ボーダフォンの端末で「903SH」は、確か7万円位します。1番安い端末「703SH」で確か4万5千円位はしたと思いますよ。 今後は、インセンティブがなくなり、携帯端末は安く買えない時代が到来しましょう! そうなると、新規即解約者もいなくなるのかな?YAHOOのオークションに品数が減るかもね? 日記リンク 1/2/3/4
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Last updated
2006.04.10 21:28:43
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