「W52SA」は、18.7mmと薄型ながらワンセグ、おサイフケータイに対応した三洋電機製のCDMA 1X WIN端末。高画質な液晶ディスプレイを採用し、ワンセグを見やすくするデザインを採用するとともに、ICレコーダーなどビジネス向けの機能も用意されている。新規契約時の店頭価格は1万円台半ばの見込みで、発売時期は6月上旬以降。

液晶ディスプレイには約2.8インチ、240×400ドットのワイドQVGA液晶を搭載する。液晶パネルは広視野角のIPS液晶を採用したほか、番組ジャンルに合わせて音声や画質を選択できるシーンセレクト機能や録画予約機能、タイムシフト再生機能などをサポートする。録画データは外部メモリにも保存可能。液晶周辺はつや消し処理が施され、ワンセグ視聴時の映り込みを低減させる配慮がなされている。 　ワンセグ用のアンテナは、先端部分にヘアライン加工が施されるなど、収納時の見た目にもこだわっている。伸縮式のアンテナはアングルフリーで自由に向きを変えられる。また、閉じた状態でヒンジと逆側の先端部分はハーフミラー仕上げが施されるなど、ボディのデザインとあわせて独特のイメージを作り出している。

　ボディデザインはソリッド感を強調したもので、操作性と質感を持たせたテンキーが採用される。同じ三洋製で、防水・ワンセグ対応の女性向けデザインが施された「W53SA」とは対照的に、ビジネスマンを意識したデザインやカラーラインナップが特徴になっている。

　ビジネスシーンでも役に立つ機能として、ステレオマイク搭載のICレコーダー機能を装備。最大24時間分の録音ができる。英単語辞書など辞書機能もサポートされている。

　カメラは、199万画素のオートフォーカス対応カメラを搭載。パノラマ撮影機能「ぱぱっとパノラマ」、大きな被写体を1枚の画像に収めるスキャン機能「すすっとスキャン」などが用意されている。

　新たなサービスとして、「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」をサポート。このほか、LISMOやEZ着うたフル、おサイフケータイ、PCサイトビューアー、デコレーションメール、オープンアプリプレーヤー、SD-Audio再生機能などに対応する。

　大きさは約50×107×18.7mmで、重さは約133g。連続待受時間は約250時間、連続通話時間は約290分。外部メモリはmicroSDカードに対応し、最大2GBまでをサポートする。本体カラーはライトブルー、フィールブラック、クラスターシルバーの3色。

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