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大好き!ヨーロッパひとり旅

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2005年04月26日
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トリノの王宮は見逃せません。


■王宮   PALAZZO REALE
 (レアーレ宮殿  パラッツォ・レアーレ)

王宮へはカステロ広場から2柱の騎馬兵の像の門柱の間を入って、
移動式植木の間を進み、そのまま王宮建物に吸い込まれる。

その建物の右手の部屋が、受付兼はがき売り場でした。
そこで入場券を買います。ここは自由見学でなく、
45分ごと出発のガイドツアーでいっしょに見学するシステムでした。

見学希望者は、名前を記帳する事になっていました。
そして、トリノカードで無料になるはずです。
トリノカードに穴を開けてチケットとともに返してくれました。


「次のガイドツアーは40分くらい後で集合」との説明。
「だいぶ時間があるけど、その間どうしたらいいか」と聞くと、
「庭もすてきだから散歩してきたら」と言われました。

王宮の建物を突き抜けたところのアーチをくぐると石畳の中庭。
庭?
ここが庭?
と、中庭の端まで行き、
樹木の間を抜けると、そこから本当の庭へ。
そこには、想像していたより広い庭が広がっていました。

紅葉した木もあるがほとんどはまだまだ緑の常緑樹の木々。
海の神トリトンと女神達の彫刻の池があったり、
緑の芝生のところには赤いバラが咲いていました。、

赤ちゃんを乗せたベビーカーを押していたり、
老若男女、
歩いていたり、ベンチで
それぞれが憩いのひとときを過ごしています。

イガにくるまれたままの栗の実がところどころに落ちていた。
誰も拾わない。
それほどどこにでも普通に落ちている。(町の中にでも落ちていました)
そういえばヨーロッパの秋の風物詩・焼き栗はほとんどイタリア産なのだ。

王宮の真裏は一部工事して入れませんが、
端っこまで行ってみてみると、
木々が茂るその下にはまた広場がありました。
さすが王様が居ただけあって、かなりの敷地があるようです。

どんな王様だったのだろうか?
と興味が深まります。

少し離れたベンチの周りで、
女子高生たち5人が楽しそうに話ししているのが見えた。

緑の木々といくらか紅葉した木が混ざる公園の風景に、
彼女たちも写るような構図はないかと考えた。
写してもちょっと遠いのであまりいい写真にならないかな。
と思いながら、
カメラの向きを動かしていると、、、、

その中の一人が、ボクのカメラに気付いて、
いやがるかと思いきや、
逆に、
ピースして、
5人全員でおどけたポーズを取ってくれるのだ。
「なんて陽気なんだ!」
3倍ズームなので最大ズームにしてもまだ少し遠いが、
せっかくなので撮らせてもらった。
その写真はボクのアルバムに今もしっかり貼られている。




のんびりとした時間が流れ、
予定集合時間より前に受付前に戻ると、
ガイドツアーを待つ人々が三々五々集まってきた。
アジア人ぽい人が約1名いた。
話しかけてみると、日本人男性だった。

やがて、集合を確認する男が出てきて人数を確認。
その後、背はあまり高くない女性が王宮内の扉から現れた。
案内を担当するその女性に付いて王宮内へ。

まず大理石でできた階段の下から説明が始まる。
さすがは王宮。
階段を昇ると、
次の部屋は緑の壁に大きな壁画、とても高い天井!
さらに天井画もすばらしい。
その次の部屋も、やはり高い天井、
どこもかしこも金色で、大きな壁画、天井画が、もっと豪華なのだ。
どの部屋もすばらしいの一言です。
残念なことはイタリア語だけの説明では、
固有名詞が少し耳に残るものの、全然わからなかった。
ところどころで「インポルタント」という声が響き、
そうか、重要なものなんだ!

ところどころに置かれている英語の説明文と見比べました。

それぞれすばらしい絵画で飾られた部屋。
残念ながら写真を撮ってはいけないので、
そのすばらしさを反芻することが出来ないのが残念だ。
全ての広間は見せてくれなかったが、45分掛けて王宮を充分堪能した。



※ パラッツォ・レアーレは、1660年に建てられたサボイア家の王宮。
 イタリア統一宣言が行われたのもここだそうです。
 この王様とは現在のイタリア共和国の元となったイタリア北部同盟の
 中心・トリノの王様で、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世 という人であった。



 ふと合点がいった!
 ベローナのアレーナの前に立っている銅像!
 ミラノにも立っていた! それは彼の像であった。
 ミラノのドウモの前のガレリアも、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の名前が冠せられている。
 イタリアを統一したわけではなかったが、彼がきっかけとなったようだ。
※ガリバルディという武将は、自分が統合した地域を王様にそのまま献上して
 田舎へ帰っていった人だそうです。(ガリバルディという通りの名前も各地にあります)
 (イタリア建国に興味ある人はご自分でお調べ下さい。)
トリノがイタリア共和国にとってそんな重要な所だったとは行ってみて初めて知ったのです。


一緒に見学した日本人の人と話してみると、彼は大学の先生でした。
10日くらい北部イタリアに滞在中で、研究の合間に観光しているそうです。
彼はこの王宮脇に併設されている武器博物館に興味があるといった。
ボクはそこよりもエジプト博物館の方に興味があったので、
王宮の見学を終えると、彼とも別れた。


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 2001年は、EUのユーロ採用の前年だったのです。
通貨の単位が違うと隔世の感がありますね。
換算は、2000リラが100円くらいでした。

イタリアのガイドブックでもトリノの紹介がないものも多いです。
それだけに日本人観光客もまずいません。
それなのにトリノは見所も多いし、ホントにいい街です。



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最終更新日  2005年05月01日 19時07分21秒
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