9683567 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

減らないお財布を持ってフィナンシャル・インディペンデンスをめざす仲間のコミュニティー

減らないお財布を持ってフィナンシャル・インディペンデンスをめざす仲間のコミュニティー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

toms2121

toms2121

Favorite Blog

円形鋼管(丸パイプ… New! ミカオ建築館さん

今年初の同期旅に、… New! kaitenetさん

INPEX(1605)---IF… New! 征野三朗さん

ブルマおじさんに遭う New! slowlysheepさん

4930グラフィコ、380… New! みきまるファンドさん

Comments

toms2121@ Re:ご苦労様でした(12/30) bouz3907さん  こちらこそ、来年もよ…
toms2121@ Re:一年間ありがとうございました。(12/30) greenglass1956さん    いつも読んで…
bouz3907@ ご苦労様でした 師匠のおかげで夫婦で楽しみながら投資を…
greenglass1956@ 一年間ありがとうございました。 いつも石川さんのプログを楽しみに拝見さ…
toms2121@ Re:今年も1年ありがとうございました(12/29) ハヤザキさん  こちらこそ、ありがと…

Freepage List

Category

Calendar

2009.05.23
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

 あんまり腹が立ったので、書きます。

 こなつさんに耳打ちした企業は精工技研です。その精工技研を1株あたり4396円の超高値で買って3月15日(正確には15日は日曜日だから、運用状況では3月13日)には80000株持ってたのに、5月15日には、売りまくって7100株しか持ってないことにいま気がつきました(怒)

   精工技研は光デスク成型用金型で、世界市場の70%を確保しているような企業です。DVDからブルーレイに移行していく過渡期にサブプライム問題が起こって、ブルーレイ・デスクを製造する加工成型メーカーの設備投資は凍結されてしまいました。

 東芝がHD-DVDをあきらめて撤退を宣言し、ブルーレイ陣営の勝利が確定しました。サブプライム問題によりブルーレイ・デスク成型加工メーカーが設備投資を躊躇って、遅れさせている状況にはありますが、すでに旧来のDVDデスクからブルーレイ・デスクへの移行が始まることに不安はありません。

 このような状況の変化があったので、精工技研が前々期と前期の2期連続赤字でも財務内容の良さ、資産価値の高さから、安心して投資を検討することが可能になります。

 2009年3月期の決算短信からみる事業価値を参考にしたいと思います。二日間で株価が12%程度上がって68.1億円に時価総額です。株価は754円。サワカミファンドが7万株以上売りまくったのは、ほとんど700円前後の株価です。もう一度書くと買いコストは4396円です。その株を700円程度で売りまくってる(怒)

現・預金137.9億円-全ての負債(他人資本全部)18.1億円=119.8億円

現・預金だけで時価総額の2倍程度のキャッシュを蓄積しています。その他の資産も見て見ます。

 投資有価証券0.1億円+投資用不動産8.7億円+売掛債権(売掛金+受取手形)14.1億円+在庫9.9億円+土地簿価22.1億円+建物22.4億円+設備等6.0億円+その他の資産11.9億円=95.2億円

http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20090514/5njrln/140120090511084283.pdf

 08年03月期の赤字は10.7億円です。09年3月期の赤字は8.6億円です。その主要原因は08年3月期の研究開発費8.9億円、09年3月期の予想研究開発費10.1億円(←決算短信では確認できませんでしたが、従来の資料ではこうなっていました)です。

 精工技研のキャッシュがあれば10年間赤字が続いても不安はありません。しかしブルーレイ・デスクへの本格移行が5年も遅れることも無いでしょう。また精工技研にはまだ儲けの源泉となりうる事業が二つあります。

 一つは従来から手がけている光通信用の光部品と光部品製造用機器部門です。光通信網の敷設需要は景気の悪化で世界的に低迷しましたが、景気対策により息を吹き返すと考えます。経済活動を支える動脈でアメリカばかりでなく中国や新興国でも景気対策による通信インフラ整備には期待が持てます。

 更に当社が現在一番力を入れ、研究開発費を一番使っているのは、ノキア向けなど、携帯電話向け高耐熱レンズの開発です。日本ではカメラ付きの携帯電話など、成熟した当り前のものになっていますが、世界的に普及するのはこれからです。次の金のなる木を着実に準備しており、そのための財務力も技術力も、充分に持っています。今年度下期からノキアへの出荷がスタートする計画のようです。

 なんでこんな企業の株をほとんど700円以下で投売りするのか。信じられませんね。しかも三洋電機なんて株をまだ残している(怒)売るなら先の見えてない三洋電機でしょ。パナソニックに救済されなければ、どうしようもなかったんだから。買い増してるのは、すでに山のように持ってるコマツだって、確かにいい企業だけど少なくとも精工技研を売って買い増す株じゃないでしょう。信じられない運用だ。これが運用強化の結果ってことですか。愛想がつきました。

  追加あり

  さわかみファンドが精工技研を買っていたのはチャートでみると2006年当事の超ちょん髷、超高値で買った調達コストです。3月1516日~5月15日までの間に72,900株売ったのは、間違いないようです。その間の出来高は手計算で集計すると243,063株です。30%近くがさわかみファンドの売りです。上がるはずがないですね。

  追加の追加

  私が問題視しているのは精工技研1銘柄についてどうこうとということではなく、ポートフォリオの3分の一近くが売却されたこと。小型株が多かったとするならば、市場が萎縮している時のさわかみファンドの比較的大きな売りで、その企業の株が暴落して、多くの本物の長期投資家=ステークホルダー=安定株主=特定株主に多大な損害を負わせた可能性がないのか。さわかみファンドの投資家の託した資金を無駄に減価させた可能性はないのか。一事が万事というように、「処分売り=ごめんなさい売り」なるものの中身が、超高値で買った株を、大底安値でなげ売りした可能性は無いのかという疑問です。

  ポートフォリオの3分の1もの銘柄が長期投資に相応しくなく、処分するべき企業の株だとしたら、なぜそんなに大量のミス投資を引き起こしてしまったかということも、問題だとは考えます。

  なお、いま現在のさわかみファンドのポートフォリオの中身の企業には魅力を感じています。いまの株価で買ったらばということで、なにも3倍もするような高値で買っていいとは思いませんが。すでに投資しちゃっているわけですから、短気は損気です^^;

  ただし、長期的にお金を託せるファンドではないことが分かったので、いずれは資金を引き上げる考えに変りはありません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.25 04:50:48



© Rakuten Group, Inc.