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カテゴリ:仕事の話
今日は12年生のGraduation Dinnerがありました。日本でいう卒業式みたいなものなんですが、形態は日本の卒業式とは全然違います。
会場は学校ではなく、ちゃんとしたパーティー会場が貸切りになっていて、みんな盛装して参加しなければいけません。それぞれテーブルが決められていて、そこでディナーを食べながら卒業を祝うというものです。 まずはみんなでテーブルについて前菜を食べ、それから卒業証書授与があります。校長のスピーチのあとは生徒代表のスピーチ。そして、卒業生は保護者と一緒にダンスを踊ります。お母さんの手をとってダンスに誘ってる男の子達や、娘とダンスを照れくさそうに踊ってるお父さん達・・・。かなり微笑ましい光景でした。 何度も言うようですが、今年の12年生の日本語クラスは私のお気に入りで、後にも先にもこんないいクラスはもうないかもしれないと思うほどのいいクラスだったんです。そんな生徒達の晴れ姿を見るのは本当に感慨深いものがありました。生徒達もちょくちょく私のテーブルまで顔を見せに来てくれて、その度に嬉しいような寂しいような複雑な気分でした。 そんなことを考えながらテーブルに座っていると、日本語クラスの9人全員が揃って私のテーブルにやって来ました。 「先生、日本語クラスの全員からプレゼントがあります。」 って言って渡された包みを開けてみると・・・・ 先月全員で撮った写真を引き伸ばしてフレームに入れたものでした! 全く予想してなかったプレゼントに、すっかり泣かされてしまった私・・・。本当にみんながいい表情をした、すっごくいい写真だったんです。添えられたカードにもまたまた泣かせるようなメッセージが・・・。この写真とカードは一生の宝物です。 私があの子達を教えるのがすごく楽しかったように、あの子達も私の授業を楽しんでくれたんだなーと思うと、本当に嬉しかったです。 教師の仕事って、気持ちが生徒に伝わらなかったり、生徒の気持ちが理解できなかったり、すごくストレスが溜まることも多いんですが、こういうことがあると普段の苦労を帳消しにしてしまえるから不思議。生徒達にありがとうを言いたいのは私のほうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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