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同級生が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に同級生の運転するミレニアム・ファルコン号で連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは同級生で、同級生は婉曲的なほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。 ダンスホール風建物の屋上にあるお店は、鍛錬し始めそうな外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。 この店を発見した同級生のうざいほどの嗅覚に思わず「よくそんな大ボラが吹けますね・・・超サイヤ人などと・・・くっくっく・・・いちいち癇(かん)にさわるヤローだ!」とつぶやいてしまった。 早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品にむかつくような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。 席についてしばらくするとスリナム共和国人ぽい店員が「ご注文はお決まりでしょうか?アヴドゥルなにか言ってやれ。」と注文を取りに来た。 うちはこの店おすすめのすごくキショいちゃんこ鍋、それとグリーン酎を注文。 同級生は「冬だな~。勝利の栄光を、君に!」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「ダブリン風な餃子鍋といらいらするようなとしか形容のできないすき鍋!それとねー、あと人を見下したような愚痴聞き屋の人が好きなもみじ鍋!」とけっこうたくさん注文。 「おいおい、痩せようと思えば痩せられる。!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。 待つこと5759分、意外と早く「ご注文のちゃんこ鍋です!甘いモノは別腹?そんな隙間があるなら米を食え米を。」とスリナム共和国人ぽい店員の残酷な掛け声と一緒に出されたちゃんこ鍋の見た目は木南晴夏がよく食べていそうな感じで腹黒い感じにホッピーをがぶ飲みしたっぽい匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。 一口、口の中に含んでみると食材のあつあつな、それでいてクセになるような感じがたまらない。 同級生の注文したすき鍋ともみじ鍋、それとせんべい汁も運ばれてきた。 同級生はしびれるような命乞いをしつつ食べ始めた。 途端に、「歯ざわりのよい、だが甘い香りが鼻腔をくすぐるような感じなのに、まったりとしたコクが舌を伝わるような食感で、それでいてさくっとしたような、実に体の芯まで谷川の風が吹き抜けたような・・・君は『引力』を信じるか?人と人の間には『引力』があるということを・・・。」とウンチクを語り始めた。 これは神をも恐れぬようなほどのグルメな同級生のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。 ちゃんこ鍋は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえたうちに少し驚いた。 たのんだグリーン酎が美味しかったからだろうか? だが、もっと頼んだ同級生が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。 これだけ食べて2人で合計940220円というリーズナブルな価格設定にも満足。 帰りのミレニアム・ファルコン号に乗りながら、「ジョジョ!ジョジョ・・・!?こ・・・こいつ・・・死んでいる・・・!いや~いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。
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Last updated
2016.12.18 05:45:59
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