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ねこの雑記帖

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起動FD作成 w/USBドライブ読込

DDDump起動FDの作成

目的:

・CドライブのシステムをDドライブにファイルとしてバックアップするための起動FDを作成する
・USB接続のCD/DVDドライブをDOSから使用できるようにする

前提環境:

・Windows XP
・CドライブはNTFSフォーマットで、ハードディスクの先頭のパーティションに存在
・DドライブはFATフォーマットで、ハードディスクの2番目のパーティションに存在

必要なもの:

・DDDump本体 HomePage DDDMP105.LZH
・USBドライブ用起動ディスク作成ツール HomePage F2H_USB.EXE
・MSCDEX.EXE HomePage MSCEX223.EXE

・フロッピーディスクドライブ(FDD)
・空のフロッピーディスク(FD)

手順:

フォルダ表示方法の変更

__1. マイコンピュータを開く
__2. メニューから[ツール]-[フォルダ オプション]を開く
__3. [表示]タブを開き、以下のように詳細設定
●すべてのファイルとフォルダを表示する
□登録されている拡張子は表示しない
□保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)

__4. [OK]でダイアログを閉じる

作業フォルダの作成

__1. 以下のように作業用フォルダを作成しておきます。
C:. ⇒ C:\
+---work ⇒ C:\work
   +---tools ⇒ C:\work\tools
   +---fdimage ⇒ C:\work\fdimage
Cドライブ直下にworkフォルダを作成し、workフォルダにtoolsフォルダとfdimageフォルダを作成

DDDump本体の準備

__1. 以下のURLより DDDMP105.LZH を C:\work\toolsにダウンロード
http://www.ous.ac.jp/DAS/math/yokogawa/bin_data/DDDMP105.LZH
__2. ダウンロードした DDDMP105.LZH を解凍
__3. DDDUMP.EXE を C:\work\fdimage にコピー

USBドライブ用起動ディスク作成ツールの準備

__1. 以下のURLより F2H_USB.EXE を C:\work\toolsにダウンロード
http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/other/license1.html
__2. F2H_USB.EXEを実行
__3. インストールするフォルダを確認したら、[OK]で解凍を続行
f2hフォルダができ、その下にファイル群が展開される
__4. 以下の3つのファイルを C:\work\fdimageにコピー
RAMFD.SYS
Usbaspi.sys
USBCD.SYS

MSCDEX.EXEの準備

__1. 以下のURLより MSCDX223.EXE を C:\work\toolsにダウンロード
http://download.microsoft.com/download/dos622/utility/2.23/dos/en-us/mscdx223.exe
__2. MSCDX223.EXEを実行して解凍
MSCDEX.EXEができる
__3. MSCDEX.EXEをC:\work\fdimageに移動

初期設定ファイル(config.sys)の準備

__1. メモ帳を開き、以下の内容のファイルを作成
[MENU]
menuitem=BACKUP, Backup C: Drive Image to D: Drive
menuitem=HDD, Restore From D: Drive
menuitem=CD, Restore From CD
menudefault=BACKUP
menucolor=14,1

[BACKUP]
[HDD]
[CD]

[COMMON]
DEVICE=RAMFD.SYS
DEVICE=USBASPI.SYS
DEVICE=USBCD.SYS /D:USBCD001
LASTDRIVE=Z
__2. メニューから[ファイル(F)]-[名前をつけて保存(A)]を選択
__3. 以下の設定でファイルを[保存(S)]する
保存する場所(I): C:\work\fdimage
ファイル名(N): config.sys
ファイルの種類(T): すべてのファイル
文字コード(E): ANSI
__4. メモ帳を閉じる

自動実行ファイル(autoexec.bat)の準備

__1. メモ帳を開き、以下の内容のファイルを作成
⇒以降は注釈なので、実際には書かないように
@echo off
echo Loading...
MSCDEX.EXE /D:USBCD001 /M:10 /L:Q

if %config% == BACKUP goto BACKUP
if %config% == HDD goto FromHDD
if %config% == CD goto FromCD
goto QUIT

:BACKUP
dddump -d0p0 c:\backup -n -f620  ⇒バックアップ先は適宜変更
goto QUIT

:FronHDD
dddump -d0p0 c:\backup -n -r  ⇒リストア元は適宜変更

:FromCD
dddump -d0p0 q: -n -r
goto QUIT

:QUIT
dddumpのオプション指定を変更すれば、HDD全体のバックアップや任意パーティションのバックアップ/リストアも可能
__2. メニューから[ファイル(F)]-[名前をつけて保存(A)]を選択
__3. 以下の設定でファイルを[保存(S)]する
保存する場所(I): C:\work\fdimage
ファイル名(N): autoexec.bat
ファイルの種類(T): すべてのファイル
文字コード(E): ANSI
__4. メモ帳を閉じる

起動ディスクの作成

__1. 空のフロッピーディスクを入れる
__2. マイコンピュータを開く
__3. 3.5 インチ FD (A:) を右クリックし、フォーマットを選択
__4. フォーマット オプション(O)で以下を選択して[開始(S)]する

■MS-DOSの起動ディスクを作成する(M)

__5. フォーマット後、[閉じる(C)]でダイアログを閉じる
__6. マイコンピュータで3.5 インチ FD (A:)を開く
__7. 以下の3つのファイルだけ残し、後は削除する

IO.SYS
MSDOS.SYS
COMMAND.COM

__8. C:\work\fdimageフォルダー以下の全ファイルをフロッピーディスクにコピー
__9. フロッピーディスクにある全ファイルが以下の10ファイルであることを確認

IO.SYS
MSDOS.SYS
COMMAND.COM
AUTOEXEC.BAT
CONFIG.SYS
DDDUMP.EXE
MSCDEX.EXE
RAMFD.SYS
Usbaspi.sys
USBCD.SYS

__10. 取り出したメディアに『DDDump起動ディスク』と書き込む

フォルダ表示方法の復元(任意)

__1. マイコンピュータを開く
__2. メニューから[ツール]-[フォルダ オプション]を開く
__3. [表示]タブを開き、以下のように詳細設定

●隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない
■登録されている拡張子は表示しない   ⇒セキュリティ的には表示したほうがよいのですが
■保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)

__4. [OK]でダイアログを閉じる

以上で起動FDの作成は終わりです


(c) 2007/9/9 らい <rye_chan "あっと"yahoo.co.jp>



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