天使が舞い降りるまで

もう時期。。。後半月もすると盂蘭盆会がやってくる。

私は子供の頃から、お墓掃除の係りだった…

そして、お墓に居ると、とっても心が安らいで大好きな場所だった…

実家の墓参は理由あって、彼岸やお盆は墓参しないようにしている。
話せば長く。。。根本は短い話なので、ココでは省くがwww

ところで、みなさんの御家のしきたりや慣わしは如何ですか
私の実家では、お盆前の掃除の時は、お花を供えず
【しきび】を供えてました。

この掃除の時は、生花でも良いのですが、
仏様を迎えに行った時に【しきび】を墓前に供えるので　(ココが本来の慣わし)

なので、掃除の際に生花を供えてしまうと、お迎えの際に
まだ綺麗に咲く花を処分しなければいけないという…
何とも、勿体無い精神から実家では、、、
お迎え前の掃除の際に【しきび】って、私が決めましたwww

ところで、神棚とかに供え【榊】と【しきび】の違いご存知ですか

榊はつばき科の常緑小高木で白い花を咲かせます。

樒【しきび】はモクレン科の常緑小高木で、こちらも白い花を咲かせます。

花の形は違うのですが、花で区別するのは難しい･･･
ということで、葉っぱをよーく観察してみて下さい。

樒【しきび】榊【さかき】

違いに気がつきましたか

榊の枝は、平面的に葉がついているが、樒は立体的になっている

「しきび」とは、「しきみ」とも言い、
樒（しきび）という実が猛毒をもつことから、
「悪しき実」と呼ばれ、その名の由来となったもので、
言い伝えでは、狼や犬がしきびの葉の匂いを嫌うことから、
墓を荒らさないようにするためとも言われています。

また、別のいい伝えでは、お釈迦様が亡くなられたとき、
しきびが4本生えていたといい、それで、お墓にしきびを持っていく
習慣ができたといわれています。

しきびは、仏花とされ、
仏前に供え、墓前に植えたり葉を線香の材料として使用されています。
お通夜のあとのお葬式で、関東では、外に黒と白の花輪を飾るのも
お通夜マナーのひとつですが、関西では花輪の代わりに特大のしきびが飾られます。

しきびは花輪と比べると、見た目には地味な感じがしますが、
死者を送り出すのには、しきび　を飾るのは神聖な感じがします。
しかし、このしきみが手に入らない場合は、菊一輪の代用も可能です。

【榊(さかき)】はどちらかというと、
神棚に供えたり、神前式の時に玉串奉納という儀式の際に
納めるのに【榊】が使われてますよねっ

でも、同じ仏教でも創価学会(日蓮正宗)では、根っ子が付いてる【榊(さかき)】を
供えるんですよねぇ～

宗教・宗派によって色々としきたり等々が違いますが…
先祖を敬う気持ちは、同じですから…
お盆休みは、自分のルーツを年に一度だけでも思い過ごしてみて下さいませ

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