このところアメリカ発の世界恐慌のあおりを受けて
自動車産業などはもうほとんどダメです。
というか、
輸出しようにも、事実上アメリカが債務不履行状態になっているので、
アメリカ向けの貨物船が接岸できない状態だそうです。
海上輸送は1/10まで落ち込んでいるとか。。
来年はたいへんなことになりますね。
日本政府も2兆円ばらまきとか、
お金をどぶに捨てるようなアホなことやっている場合ではありません。
景気回復の決め手は「
水素エネルギー社会」の実現です。
こんな超巨大プロジェクトをやれるのは技術力・資金力・国民性(凝り性)とも十分な日本をおいてありません。
その
経済波及効果はほぼ
無限大です。
全ての水素インフラは新規整備が必要になるのですから、
世界恐慌など吹っ飛びます。
世界大好景気です。
政府は強力なイニシアティブを発揮してください。
国民はついていきますよ!
表題画像はすでに生産が開始されている「
燃料電池自動車」です。
これには燃料の水素を車に供給する
水素ステーションが必要ですが、
そのインフラが未整備です。
2015年から整備開始だそうですが、
来年からの前倒しが必要です。
水素の貯蔵・運搬方式については「ガスボンベ」方式よりも
「
有機ハイドライト」方式が有望ですね。
液体なので取扱がガソリンとほぼ同じです。
燃料電池車の燃費はガソリン車の2~3倍も良いそうです。
もちろんCO2やNOxは一切出しません。
水素は燃えると水になるだけです。
地球温暖化の究極の対策というわけです。
CO2フリー社会へ突入!です。
その水素を作る方法ですが、
もう
なんでもOKなのです。
生ゴミや家畜糞尿、もみ殻、間伐材、農林水産漁業廃棄物、
いわゆるバイオマスといわれるものから発酵させて作ったメタンを改質する。
風力や太陽光から発電したクリーン電力による水の電気分解。
石油・石炭・天然ガスからの改質。
もちろん原発で発電した電力や排熱も利用可能、
原発で余って困っている深夜電力で水を電気分解して作った水素で、
燃料電池車が1500万台走る。
水素エネルギーがわかる本