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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2004.05.02
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カテゴリ:音楽
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.3▲△▲△▲
■私の好きな曲3、~レッド・ツェッペリンの「天国への階段」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【アーティストの略歴】
1968年秋に英国で結成されて1969年初頭にレコード・デビューを果たした。メンバーはリーダーのジミー・ペイジ(ギター)、ロバート・プラント(ボーカル)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース、キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)の四名。'80年9月25日にジョン・ボーナムが亡くなり事実上バンドはピリオドを打った。
その後何度かチャリティー・ライヴで復活コンサートを開いたり、プラントとページが一緒に活動したこともある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この曲について】
○この曲を含む『4』は1971年11月に米国で発売された。しかしZEPのライヴでは同年3月に既に披露されて、それ以来彼らのライヴでは定番となった。グループが解散後の'80年代にはあのLIVE AIDでも披露されたが、この時はドラムスはフィル・コリンズとバーナード・エドワーズの二人が務めた。アトランティック・レコード40周年記念ライヴでは、ジョン・ボーナムの息子ジェイソンがドラムスを担当した。

●この曲の構成(8:01):
0~0:53 もの悲しげなイントロが始まる。ペイジのアコギとその後にジョーンズのリコーダーが重なる。
0:54~2:13 プラントのどこか哀愁を含んだボーカルが入る。バックの演奏は基本的にアコギがリードする。
2:14~4:17 ここからはバックのペイジの演奏にエレキが加わる。このパートになると徐々に音に厚みが出てくる。プラントのボーカルも最初の哀愁を含んだ声から力強さが感じられるようになる。
4:18~5:33 ボーナムの迫力のあるドラムスが待ち構えていたかのように入る。いよいよこの曲の演奏陣が揃った。
5:34~6:44 5:56あたりからペイジのギターソロが入る。この一分近く展開される演奏が有ることでこの曲が、確かにZEPの曲だと認識される。曲全体の構成からしてもこの部分が有るおかげでメリハリが利いている。流石ZEPだと感じさせられる。
6:45~7:45 そしてここから一分間は再びプラントの絶叫調のボーカルが聴ける。まさにZEPがハード・ロックのバンドであると感じる瞬間だ。
7:46~8:01 頂点までに上り詰めた曲は最後にプラントの、♪and she's buying the stairway to heaven♪の呟きで幕となる。それも最後の語尾はF.O.されて何だか風の中に消えて行くかのようだ。

☆この曲を聴いていると特に出だしの部分には、英国のトラッド風音楽の影響が色濃く反映されている。ZEPは曲作りにおいてかなりこの英国トラッド音楽の影響を感じさせる。アコギとリコーダーのイントロなんかはそこだけ聴いていたら、とてもZEPの曲とは思えない。このアルバム収録曲の「THE BATTLE OF EVERMORE(限りなき戦い)」も同様にトラッド色が強く出ている。

★この曲の歌詞にも目を凝らしているとそこかしこに英国の色が出ている。
例えば:and it whispered that soon(そしてそこでささやいているのは、間もなく)
    if we all called the tune(我々があの調べを歌って呼び起こせば)
then the piper will lead us to reason(そうすれば笛吹きが我々をその源に導いてくれる)
    and the new day will dawn,for those who stand long(そしてそこで長く待った者には、新しい夜明けが待っているだろう)
    and the forests will echo with laughter(そうすれば森には笑いがこだまするのだ) 

この歌詞の中で出てくるpiper(笛吹き)forests(森)等は英国の昔物語を思い起こさせる。それに貴婦人(Lady)が天国への階段を買おうとしている物語そのものが、この曲を格調のあるものにしていると私は思う。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ヒット・チャート】
これだけ有名な曲になると当然シングル・カットされて1位になっているだろうと、多くの人は想像するだろう。だがこの曲はZEP側の要望もあり、レコード会社からの再三再四のシングル化の要求を却下してきた。なのでアルバムをシングル感覚で買った人は多いはずだ。
ラジオ局ではこの曲のオンエアが連日流されて、遂にオンエア回数では歴代一位を記録して未だに更新されている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【最後に】
ZEPは'70年代のロックを牽引してきたグループで有ることに間違いはない。そのZEPのキャリアの中でもこのアルバムは代表的な一枚だ。この曲以外にも彼らのライヴでは欠かせない「BLACK DOG」「ROCK AND ROLL」も収録されている。そして数多くこなしたライヴは既に伝説となり、海賊盤市場では今でも高額で取り引きされている。
ビートルズ同様に既にメンバーが死んでいるので再結成は有り得ないが、何時までもロック史上に残るグループとして語り継がれるだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最近のヒップホップ音楽に着いて行けない筆者としては、こういう気骨のあった時代のロック・グループの音楽に郷愁を感じる。今でも筆者が主に聴くのは'70年代から'80年代の音楽だ。それはこの時代の音楽を体験してきた者としてこの時代の音楽を知らない人にも、少しでもその素晴らしさを伝えられたらうれしい。
最後まで読んで戴いて有り難うございました。







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Last updated  2005.09.04 01:34:58
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