3887914 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

田んぼが丸坊主 New! まちおこしおーさん

【U-23アジアカップ… New! 諸Qさん

☆日向坂46♪本日『バ… New! ruzeru125さん

昨日のモーニングシ… 真壁 正さん

◎新品 エレキギター … natsumi_s_58さん

Comments

人間辛抱@ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829@ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313@ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre@ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…

Freepage List

2004.05.08
XML
カテゴリ:音楽
人気blogランキングへ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.4▲△▲△▲
■私の好きな曲4、~ロバータ・フラックの「やさしく歌って」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【アーティストの略歴】
ロバータ・フラックは主に'70年代に活躍した黒人女性歌手で特に'70年代の前半から中盤にかけての活躍は目覚しいものがあった。ソウルのカテゴリーに分けられるフラックではあるが、クラシックの素養もありピアノも演奏出来る。'83年には「愛のセレブレーション」をピーボ・ブライソンとのデュエットでヒットさせたのは有名だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この曲について】
○1973年初頭にアルバム「KILLING ME SOFTLY」の中の収録曲として発表された。フラックが情感をタップリ込めて歌うこの曲は、今ではすっかりスタンダード・ナンバーとして定着し毎夜世界のどこかのバーで歌われていることだろう。
その一方で日本ではこの曲はネスレ社のコーヒーのCMのバックにかかっているので、何気なく知っている人も多いのでは。ヨーロッパの映像を背景にコーヒーをすすっているCMで、今の商品名は「エクセラ」だと思う。今度CMがTVで流れたら注目して聞いて欲しいが、残念ながら曲はフラックのバージョンではないようだ。

●この曲の原題は「KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG」というタイトルで日本語タイトルはこの原題を全て表しているとは言えない。何故ならこの原題の「KILLING ME SOFTLY」は、『やさしく私をメロメロにして、やさしく私を虜にして』の様なニュアンスを含んでいる。「WITH HIS SONG」は簡単で『彼の歌で』だ。故にこの曲のタイトルは『彼の歌でやさしく私を虜にして、彼の歌でやさしく私をメロメロにして』と言った意味なのだ。判ってくれたかな?。

☆さてこの曲の内容をもう少し掘り下げて聴いて見るとこうなる。サビの部分の:

KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG(x2)
(和訳は↑を参照)
TELLING MY WHOLE LIFE WITH HIS WORDS
(私の人生の全てを彼の言葉で語って欲しい)

という事は私は彼の人生の一部になりたいと言うことだと私は解釈する。このサビの部分に入る直前にはSINGING MY LIFE WITH HIS WORDS(彼の言葉と共に私の人生を歌う(歌っている))というフレーズも出てくる。どちらも同じ意味だがこういうチョッと表現を変えるだけで、曲の中のイメージも豊かになってくる。

★曲調は終始スローな雰囲気であり特に中間での盛り上がりもない。だが逆にそんなこの曲のメロディー・ラインをフラックのヴォーカルは表現力豊に歌い上げている。ジョエル・ドーンのプロデュースもそんな彼女の歌唱力を上手く引き出している。決して飾り過ぎない演奏やさり気無いバック・ボーカルも見事にはまっている。
クラシックを学んでいた彼女はこの曲を録音した時も色色な事を試した。何度も繰り返して彼女が満足するまで録音は続き、一部のコードの進行を彼女自らが学んだクラシックを参考にして変えた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ヒット・チャート】
この曲は1973年の1月に54位で初登場して以来5週目で、エルトン・ジョンの「クロコダイル・ロック」に替わって1位を獲得して5週間続いた。尚年間チャートでも3位と好成績を収めた。
グラミー賞ではこの年の最優秀レコード(シングル),最優秀楽曲(ソングライターが対象),最優秀女性ポップ歌手を授賞した。尚、アルバム部門でも候補に入ったが残念ながらこちらはスティーヴィー・ワンダーの「インナーヴィジョンズ」にさらわれた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【最後に】
やはりロバータ・フラックはこの曲を発表した頃が一番旬だった。今でも活動はしているがその活動状況がニュースになる事は殆どない。
彼女はこの頃は長年の友人で恋人だったダニー・ハザウェイの自殺はかなりショックだったようだ。二人の連名でアルバムも出していただけにその後はショック状態が続いたと聞いている。
ソウル歌手としてはやはりその筋のファンからは慕われてはいないようだ。でもそう言った批判は別にして彼女のこの頃の曲『THE CLOSER I GET TO YOU』(1977)もこの曲同様に名曲の誉れが高い。是非この曲と共に一緒に聴いてもらいたいので、未聴の方はベスト盤を捜して聴いてね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
■今回取り上げたのはこのシリーズでは始めての女性が歌う曲だ。この曲も今までの3曲同様に私の大好きな歌で、まだこの曲を知らない人にも知ってもらいたい名曲だ。どちらかと言えば若い人よりは大人向けの名曲だ。
□ロバータ・フラックは最近は新譜が出ても話題にならないから知らない人も多いだろうが、過去にはこういういい曲を歌って一世を風靡した事を今回の企画で知ってもらいたかった。もっとも40代半ば以上の人達には同時進行で聴いていただろうから、懐かしいと思えるだろう。
▲予告編(順不同):
1.TAKE ON ME
2.HOTEL CALIFORNIA
3.LOVE
今後取り上げて欲しい曲や感想があれば何なりとBBSへ書き込んで下さい。お待ちしております。

最後まで読んで戴いて有り難うございました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.09.04 01:34:43
コメント(5) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.