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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2004.06.20
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カテゴリ:アメリカ映画
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【この映画について】
この映画は今から3000年前のギリシャとトロイの間での戦争について描いたものだ。ホメロスの叙事詩『イリアス』をベースに作られている。
映画ではそのなかでもブラピ演じるアキレス腱の言葉の源になったアキレスと、トロイ側の王子がギリシャ側の王妃を奪ったことから端を発した戦争を人間模様的に描写した。
監督のウォルフガング・ペーターゼンはドイツ出身で、古くは『ネヴァーエンディング・ストーリー』の監督としても有名だ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ギリシャのスパルタとトロイは長年の確執も解けて和解にこぎつけていた。その象徴である宴の席でオーランド・ブルーム演じるトロイの王子であるパリスは、その席でスパルタの王弟の若くて美しい妃に一目ぼれをした。そしてこともあろうにその妃のヘレンと共に密かに夜中に脱出してトロイに帰った。途中の船でそれを知った兄のヘクトル(エリック・バナ)は激怒。一度は引き返す決意をするが結局はトロイへと向かう。
ヘレンを奪われて赤っ恥をかかされたスパルタは直ちにトロイ征伐へと大船団を率いて攻める。そんな中には戦いのスペシャリストのアキレス率いる軍団も入っている。だがアキレスの存在を疎ましく思うスパルタ王のアガメムノンとの関係は一触即発状態だ。堅城に立て篭もるトロイの軍勢にてこずり、スパルタはなかなか攻め落とせない。アキレスはいつまでたっても動こうとせずに、王をやきもきさせる。
だがスパルタの劣勢を見かねてアキレスは単独でトロイの城前まで行く。そしてトロイの総指揮官であるへクターに一対一での対決を挑む。さてこの戦いの結末は映画館でどうぞ。
有名なトロイの木馬の話はこの後に出てくる。この木馬で形成は一気に逆転して、流石の堅城を誇ったトロイも遂に陥落を迎える。
陥落にさいして街は焼き討ちにあうが、果たしてアキレスや他の王室の人たちの運命は如何に。最後の最後までこの運命がどうなるかは、じっくりと映画館で確認してほしい。最近ではやっと入場者数も落ち着いてきたから、今のうちに観に行って。
【鑑賞後の感想】
3000年前の歴史を扱った映画なので、現代に生きる我々は全く当時のことは分からない。映画では歴史スペクタクルに敵対する王国の王室の女性を巡る恋の模様を描き、それを絡ませる事で映画らしくしている。
だがこの恋の描き方にもう少し工夫をしても良かった。オーランド・ブルームは劇中では弱弱しい優男風に描かれていて、剣の腕前も兄のへクターより劣る。その兄はアキレスと果敢に戦うのだから、むしろ兄の恋物語でも良かった。だが兄には妻子がいたので無理だったろう。
トロイの王である名優ピーター・オトゥールの抑えた演技も良かったがもう少し出番が多くてもいいのでは。ヘレン役のドイツ出身のダイアン・クルーがーはとても美人だ。そして最後に主演のブラピの40歳の筋肉の躍動はたいしたものだ。自分は今回始めて彼の映画を観たが見事な肉体美であった。
両王国の戦闘シーンは、ロード・オブ・ザ・リングのシリーズがなければ見事だった。残念なことにそのロード・オブに見劣りのしない大船団、大戦闘シーンはこの作品のハイライトだ。ストーリーをもう少し深く追求すればもっと良い映画になっただろう。





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Last updated  2006.01.02 15:00:37
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