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カテゴリ:音楽
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.18▲△▲△ ■私の好きな曲18~シャニースの「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□ 【アーティストの略歴】 シャニースは元々シャニース・ウイルソンの名前で1987年にデビューした。この曲がヒットした当時は名門モータウン・レコードから名前のシャニースでアルバムを発表して、今ではベビーフェースのレーベルであるラフェースから再びフル・ネームで活動している。 最近ではフル・アルバムの発売よりラフェースの一員としてベビーフェースのプロデュース作品にバック・コーラスなどで参加している。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【この曲について】 ●シャニースのこのアルバムは1991年にモータウン・レコードからリリースされた。このアルバムのプロデューサーはアレサ・フランクリン、スターシップ、ホイットニー・ヒューストンなどでヒットを連発していたナラーダ・マイケル・ウォルデンが担当している。 ナラーダは本職ドラマーだけあって、どの曲もリズムを強調している曲が目立つ。そして曲作りにも参加していてこの曲でも彼の名前が共作者としてクレディットされている。 ○シャニースのこの曲を収録したアルバム『INNER CHILD』は全編ダンス音楽と軽快なポップスで占められていて、‘60年代のモータウン・サウンドの面影は無い。ナラーダ得意のサウンドで占められている中で「Lovin’ You」のカバーが収録されているのは好感が持てる。 ▲この曲は冒頭のトゥル、トゥ・トゥ、トゥ~ルルルから始まる部分から、いきなりこの曲への期待感が高まる。如何にもナラーダらしいリズムを強調したメロディにジングルまで交えている。 歌詞は特にあまり意味が有るとは思えないが、曲の構成としてはミディアムなリズムで始まる。この辺の歌詞は退屈な学校での様子だとか、働きの悪い上司が出てきたりと脈絡があるようでない展開。そんな女でありながらある日好きな男が自分を変えてくれたと結ぶ。その後はシャニースの多少スローテンポなラップが入るのだが、このラップもその前段の歌詞と繋がっている。こうした構成はナラーダならではのものである。 ラップが終わるとジャズ系サックスの名手であるブランフォード・マルサリスのソロが挿入される。メロディといい演奏といいアレンジといい見事にはまった、ナラーダとシャニースの快作である。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ヒット・チャート】 △シングル・カットされたこの曲は今のところシャニースにとっても最大のヒットとなった。シングル・チャートで2位と残念ながら1位は逃したが、年間チャートでも11位を記録するこの年を代表するヒット曲でもある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【最後に】 ■シャニースは当時モータウン・レコード所属であり、モータウンらしくないこの楽曲でヒット・チャートを駆け上がった。だがその後はこの曲を上回るヒットは勿論アルバムのリリースも間隔が空いて来た。現在は移籍してベビーフェースが主宰するレーベルに在籍して、バック・コーラスなどでベビーフェースのプロデュース作品に名を連ねているようだ。 ポップな曲でヒットしたが歌唱力もある歌手なのでもう一度表舞台にカムバックしてきてもらいたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 今月に入って始めてのこのシリーズでしたが如何でしたか?今までは’90年代 のヒット曲を取り上げる機会が少なかったので今後はこの年代も増やして行きたいと考えて選曲している次第です。 9月は私の夏休みの旅行記で1回だけで、10月も野球などの話題が優先でここまで1回と進行具合が鈍くなっている。今月も日本シリーズが終わるまではそちらが優先になるので、11月になってからこの企画の回数も増やしたいと思っています。 最後まで読んでいただき有り難うございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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