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2005.02.05
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カテゴリ:アメリカ映画
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【この映画について】
この映画はピーター・パンの作者である、ジェームズ・バリー(ジョニー・デップ)がどのようにしてこの作品が誕生したかに迫る内容だ。
ピーター・パンのネバーランドは、どこにも存在しない空想の世界である。ところが、この空想の世界は如何にして誕生したのかは語られることは少なかった。今回の作品では、作家としてスランプに陥っていたバリーが、ふとしたことからデイヴィス家の家族に出会う。若く美しい未亡人のシルヴィア(ケイト・ウインスレット)と4人の幼い子供達との交流。それを苦々しい思いでみる妻のメアリー(ラダ・ミッチェル)とのすれ違い。更に、バリーの作品の興行主であるチャールズ・フローマン(ダスティン・ホフマン)からの興行上のプレッシャー。
果たしてバリーは、こうした周囲の状況を乗り越えることが出来るのだろうか?
ピーター・パン誕生と誕生後の感動的なシーンまで、最後まで観る者を釘付けにする作品だ。
尚、アカデミー賞ではこの作品は7部門でノミネートされた。結果が楽しみになってきた。アカデミー賞は7部門のノミネートに対して、脚色賞の1つに終わったが授賞は立派だ。
【この映画について(ネタバレなし)】
ピーター・パンの作者のバリーは、朝に犬の散歩を兼ねて近くのケンジントン公園に行くのが日課であり、そこで作品の構想も練ったり書いたりする。
ある日、バリーが公園に行った際に座っていたベンチの真下から一人の子供が顔を出した。そしてその少年の家族がたちまち集まり、4人の少年と母親が遊びに来ていたのだった。その中でも一際好奇心と感受性の強い少年がピーター・デーヴィスだった。バリーはそこで子供達に、ネバーランドという空想の国の話をして、想像力を膨らまして楽しいことを想像すれば夢は叶うと話した。手始めに彼は、連れて来ている犬を熊に見立てて一緒に踊って子供達を驚かせた。
すっかり気に入った子供達とバリーは、親しく打ち解けて後日バリーの家に夕食に招いた。だがそれは妻のアイデアで、デーヴィス家の子供の祖母に当たる人物が慈善事業に熱心で、妻がそれをきっかけに近付きたい下心があった。
夕食会ではバリーと子供達の空想の話で盛り上がったが、同席していた祖母とバリーの妻は退屈だった。
これを気にバリーは頻繁にデーヴィス家を訪れるが、そんなバリーの姿を見て妻は自分に感心がないことを悟り浮気を夫を責める。
バリーは上映中の芝居が不評を買ったせいで、興行師のチャールズからも責められる。そこでバリーは、現在の芝居を打ち切り新たに脚本を書く。それは、バリーがデーヴィス家の子供達に話してきた空想の世界の「ネバーランド」についてだった。
リハーサルに臨む俳優達は、慣れない動物の被り物を付けての演技で戸惑う。そしてチャールズも果たして子供向きの空想の話が、上流階級の観衆に受けるか疑心暗鬼になっていた。
だがそんな周囲の心配や戸惑いをよそに、バリーは何とか脚本を書上げて上演の日を迎える。
だがその日はデーヴィス家の家族を全員招待していたが、肝心のシルヴィアが体調を崩していて来れるか微妙になってきた。シルヴィアは子供達に病気を隠していたが、体調は悪化してついに開演の時間に劇場には行けなかった。
そしてピーター・パンは上映されて、そこには分かれた妻のメアリーも駆けつけていた。戸惑う観衆も徐々に物語の斬新さを理解し、ついに大喝采をあびて初日を終えた。
だが折角一番観てもらいたかった、シルヴィアの病状は益々悪くなってきた。そこで、バリーは一計を案じた。
果たして、このバリーがシルヴィアとその子供達にしてあげたハプニングとは何?
それはこの映画のハイライトなので、是非DVDではなくて映画館で観てください。
【鑑賞後の感想】
ジョニー・デップは最近では、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で海賊を演じたり、「シークレット・ウインドウ」では売れない作家を演じたりと幅のある演技で今脂が乗っている俳優だ。
今回は、「シークレット・ウインドウ」同様に作家(脚本家)の役割だがストーリーは全く違う。それに風貌も作品ごとに変るが、どれも違和感なく演じ分けている。
今回は余り知られていない、ピーター・パンの作者の話だった。全編に渡り良い人を演じるデップだが、その一方でデーヴィス家にのめりこみ過ぎて妻には離婚されてしまう。こうしたギャップも面白いが、そこは全面には出てこない。やはり、子供達が父を失い更に最愛の母も病に冒されていくなかでデップはデーヴィス家の支えになっていく。だが妻がいるデップ演じるバリーは、決してシルヴィアを女としては見ないようにしている。
そんなバリーの気持ちを理解して、シルヴィアは遺書にバリーを後見人として指名する。映画を最後までみてとても心を打たれる思いがしたが、事前の評価はこの良い人ぶりの解釈をめぐって意見が割れていた。
私はそんな事は関係なく、バリーがとった態度は立派だったと思った。





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Last updated  2005.08.27 12:36:50
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