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2005.05.12
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【この映画について】
いわゆる低予算のインデペンデント系のホラー映画であるが、2002年のトロント映画祭で上映されてからは状況が一変した。それを機に全米での拡大公開が決まった。
監督のイーライ・ロスはデヴィッド・リンチのスタッフとしてプロデューサーとしても名を連ねていた。そのロス監督は今回が初監督作品で、その作品に出演する俳優陣はこれから売り出されるであろう若手で固められている。
カレン役にはシェリル・ラッドの娘のジョーダン・ラッド、カレンの恋人のポール役にはライダー・ストロング、肉体を武器に男を誘惑するマーシー役にはセリナ・ヴィンセント、その恋人でジェフ役にはジョーイ・カーン、唯一恋人がいない役のバート役にはジェームズ・デベロが扮している。
【ストーリー(ネタバレなし)】
大学の仲良し5人組は卒業を控えて、田舎の森のキャビンを1週間貸切り羽目を外す積りでやって来た。
途中の雑貨店(Country Hams)に立ち寄り日用品や食料を調達した一向だが、その時に知恵遅れの子供に仲間の一人が噛み付かれて出血する。そして店の老人が一向に森に行くなら気をつけろと謎の言葉を発する。だがその言葉の意味を一行は知るには時間が必要だった。だがその一方で森の奥深くに住む一人の男にある出来事が起こっていた。森の中の狭い小屋に住む男が飼っていた犬が無残に噛み殺されて、それを自分の手で男が触っているシーンはこの映画のその後を物語る重要なシーンだった。
一行は眼の前に広がる湖の前のウッド・キャビンに到着した。2組のカップルと1人の男の5人からなる一行は、到着後それぞれが別行動をとり楽しんだ。到着直後から待ち構えていたかのようにセックスをしだすカップル、湖に出かけたカップル、空気銃を手にリスを追う男。リスを追っているバートが森の中で血だらけの男に不意に遭遇した。男は病気だから医師を呼んでくれと懇願するが、動揺したバートは近寄るな、キャビンに帰って医師を呼ぶからと言ってその場を脱した。だが夜になりキャビンをノックする音がして一行は緊張する。そして玄関を開けるとそこにはその血まみれの男が立っていた。一行はパニックとなり追い払おうとする者や医師を呼ぼうと主張する者がいる中で、男はフラフラと車の方向へと向い運転席に座った。そして咳き込みながら大量の血を吐いて、車は血だらけになった。苦しんだ男はそのまま森へと消えたが、警察には連絡するべきと主張するグループと連絡すると疑われるとするグループに分かれた。
しかし一夜明けて一行の中のカレンの体調に異変が生じた。カレンの皮膚が腫れ上がり、爛れ、傷口から膿と血があふれ出ていた。カレンの処置に困惑する他の4人だが、車は故障しているし血だらけなので直ぐには利用出来ない上に携帯電話も圏外の場所だ。やむを得ずにカレンをキャビンの隣の小屋に「監禁」して感染を防ぐことにした。
カレンが感染したことで他の4人にも感染の恐怖が襲ってきた。仲良かった一行だが、徐々に亀裂が表面化してきて逃げ出す者も出てきた。そうしている間にもカレンの病状は進み出してきたので、何とか街へ出て医師を呼ぶ方法を考え行動に移すことになった。だが途中でやって来た保安官補もあてにならなかった。
そして感染の恐怖は現実のものとなり、カレン以外にも感染するものが現れた。そして今度はこの騒動を聞きつけた街のものと、雑貨店のものが感染拡大を恐れて若者を退治しようといきり立って小屋に駆けつけてきた。ここから先は修羅場と課した場面が、次々と襲ってくる。
果たして一行の運命と、感染の拡大は防げるのか?感染に対する免疫や治療法も田舎町の医院で対処出来るか?こうしたテーマを内包してここから先は映画館でか、DVDが発売された時の楽しみにして下さい。
【鑑賞後の感想】
この映画にはアメリカン・ホラー映画が持つ要素を全て備えているといっても間違いない。まず、最初に登場人物が大学生の若者である点。更に場所が湖、キャビン、森と言った設定は「13日の金曜日」シリーズでもお馴染みだ。ホラーの対象になるのが、今回は未知の感染症(ウイルス)であることだ。この感染症が何故発生したかは作品内では、様々なヒントを与えているがここではばらす訳には行かないので省く。
そしてこのウイルスの退治方法が田舎町である為と、若い学生等では知恵が廻らずに拡大していく。こうした恐怖が次々と発生するが、映画内では最初から丁寧に省略せずに描いている点には好感が持てた。その一つずつが最初と最後では繋がるのだが、その間でも映像の巧みな描写で観客に分かりやすく魅せている。
ホラー映画には付き物の若者の傍若無人さと、セックスシーンもある。だが最初のセックスシーンはまだしも、感染の恐怖に陥ってからの無意味なセックスシーンもホラー映画ならではか?
B級映画ではあるが、結構楽しめた作品でもあった。
【自己採点】(10点満点)
8.2点。アメリカン・ホラー映画の王道的作品の良さ?は充分に出ていた。





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Last updated  2006.06.13 22:21:43
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