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2005.06.10
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カテゴリ:アメリカ映画
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原題:Ladder 49(アメリカ)116分

【この映画について】
9・11のテロでは多くの消防士が命を掛けて救助にあたり、その勇気に対しては全米から賞賛を浴びた。
そんな命を顧みないで救助にあたった消防士の家族や、仲間たちとの交流をこころ豊かに描いた作品だ。
配役は消防署長ケネディにジョン・トラヴォルタ、果敢に救助にあたったジャック・モリソンにはホアキン・フェニックス。ジャックの妻リンダには父がオーストラリアで消防官だったジャシンダ・バレット。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ボルティモアの消防署に勤務するジャックは、穀物倉庫で発生した大規模な火災の鎮火に向かった。そこでジャックは懸命な人命救助を試みるが、自らは救助直後に救助現場の12Fの彼の背後で起こった爆発により床もろとも下に投げ出されて重傷を負い動けなくなった。ジャックは必死に仲間が救助に来るのを待ちながら、時々薄れていく記憶の中で自分が消防士になりたての頃を思い出していた。
希望に燃えて消防学校での研修を終えたジャックは、いきなり配属先の消防署で署長のケネディら先輩消防士からきついジョークの洗礼を受ける。それを機にすっかり打ち解けたジャックは、署長や同僚等の温かい励ましもあって現場を多く経験することで消防士としての腕も磨いていった。そんな彼が非番の際に先輩消防士のデニスとスーパーに買物に行った際に将来の妻のリンダと運命の出会いを果たす。
リンダとジャックは同僚の先輩たちも認める仲になってやがて二人は結婚する。署長は自分の結婚生活が9ヶ月で破綻した過去があるので、この二人の幸せが永く続くことを祈っていた。
やがて二人の子供に恵まれたジャックだが、その一方で消防士として命の危険にさらされる仕事にリンダは不安が募ってきた。そんな降り出動した際に屋根を歩いて点検していたジャックの親友のデニスが不注意で猛火の中に転落して命を落とす。特にその様子をジャックと共に目撃した弟のレイはショックだった。これを機にジャックはデニスが担当していたラダー(はしご)隊への転属を署長に申し出たが、それは命の危険度が増すことでもある。転属直後にハックはビルの火災で孤立していた男性を勇気ある行動で救助し、TV中継されていたこともあって彼は一躍英雄扱いされるが家族は心配を隠せない。
そんなジャックは発電所火災の点検の際に同僚のトミーが火傷で大怪我を負ったことで、自身にも動揺が広がり悩む。危険度の少ないデスクワークへの転属かそのまま続行するか家庭でも、そして署長にも相談するが直ぐに結論は出なかった。だが原点に返り彼は再び現場に戻ることを決意して家族にも告げた。
それを決意させたのは雪の日X‘Masの夜にアパートの火災現場から少女を救助したことが引き金となった。これで彼は市から記念のメダルを授与されてその式典で少女から感謝されたのが嬉しかった。
そんな想い出が頭の中を巡りながらも、彼はいま救助を待つ立場にいる。だがそうしている間にも、彼の周囲は猛火に包まれて中々救助の現場に到達できない。そんな状況の中でも、ケネディはジャックを無線越しに必死になって励ます。
果たしてこの困難な状況の中で、ジャックは無事に生還を果たし再び家族の下に帰ることが出来るのか?そこは映画館で観てね。
【鑑賞後の感想】
火災パニック映画と言えば過去には「タワーリング・インフェルノ」「バックドラフト」があった。前者は‘70年代のパニック映画ブームの中でも豪華キャストが注目され、後者は火事と事件性を絡めた映画だった。
今回の作品はその二作とも異なるタイプで、火災現場で人命救助にあたる消防士のヒューマンな点に焦点をあてている。署長のケネディを演じるトラヴォルタは最近こうしたヒューマンな部分を演じるのがとても上手い。今回もそうした彼の演技の上手さが全体にこの作品をしめている。ストーリーの展開も、火災現場で逆に自分が事故にあった消防士が過去を想いだしながらも救助を待つ。こうした展開のテンポも良かったし、ジャックは最後まで救助を待ちながら考えていたことが上手く表現出来ていた。
最後に、この映画の中に火災のシーンはCGを使わずに実際に現場で撮影したシーンが99%に上るそうだ。更に俳優達は実際に消防士になるための訓練を受けて、フェニックスは1ヶ月間消防士として現場にも出動したそうだ。





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Last updated  2007.01.03 17:17:48
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