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2005.09.01
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カテゴリ:映画・邦画
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【この映画について】
この作品は実話に基づく映画化であり、原作は主人公の母親が書いた本を元に脚本化された。
千葉県東金市で動物プロダクションを経営する小川家の母の佐緒里には常盤貴子が扮し、連子の哲夢には「誰も知らない」で衝撃的なカンヌ映画祭主演男優賞を授賞した柳楽優弥が扮する。柳楽に取っては前作が大きな注目を浴びただけに、この作品での演技は嫌でも前作と比較される。
尚、音楽は元YMOの坂本龍一が映像と見事に融合した音楽を披露している。
【ストーリー(ネタバレなし)】
広大な敷地に動物を飼って動物プロダクションを経営するのは小川耕介(高橋克実)。彼の妻は二人の連子と共にここに嫁いできた。
経営は決して上手く行っていないが、大好きな動物に囲まれての生活は哲夢にとっては満足のいくものだった。だが通う中学では苛めにあいながらも、自宅では決してそのことは言わないが同じ学校に通う姉は知っていた。そんな或る日、母の佐緒里は夕食の席で象を飼うことを宣言し唖然とする一家。そして小川家には大人象のミッキーと小象のランディが仲間入りして、哲夢は直ぐ仲良くなり象の飼育に夢中になる。2匹目のランディがやってきたとき、周囲は泣き止まない小象をみて戸惑っていたが哲夢は「象の声が聞える、おなかが空いているだけ」と言ってバナナを与えると夢中でそのバナナをランディは頬張った。
象のことに興味を抱いた哲夢は飼育係から、タイには象使いがいてそれを教える学校があると聞いて夢中になった。13歳の時で、哲夢は早速母に自分の夢として熱っぽく母にタイ行きを説いた。だが母は苛めにあっている学校からの逃避だとして、相手にしてくれない。だが佐緒里の母であり哲夢の祖母の藤沢朝子(倍賞美津子)は哲夢の味方だった。朝子は母の若い時代の行動と哲夢はそっくりだといい、孫のタイ行きを後押しし母も許した。
言葉の全く通じないタイの山奥で哲夢は泊り込みながら、タイ人の少年等と寝食を共にして象使いになるための訓練に励むことになった。13歳の哲夢にとって未知の異文化と接しながら、言葉も片言しか出来ずルームメートとも意思の疎通を欠いて孤独だった。タイ人の少年等が見る見るうちに上達しているのに対して、哲夢は一向に進歩しない。そんななかでも校長は時には優しく、時には厳しく哲夢に指導していった。
哲夢が調教する小象のファーが、トレーニング中の休憩時間に気にきつく縛っていなかった為に逃げ出してジャングルを彷徨うことになった。この事を知った校長からも厳しく叱られて落ちこむ。夜になりベッドの中で不意に哲夢は象の泣き声を聞いて、居ても立っても居られずにジャングルへ駆け出した。そこで哲夢が見たのは、校長から聞いた巨大な白象だった。白象は仏様の生まれ変わりとの言い伝えが有ると聞いていた哲夢は驚く。そこで彼は白象からのお告げを聞く。それは「早く死んで、象に生まれ変わったとしても、象と仲間になりたいか」とのお告げだった。
象のお告げは仲間等のイタズラだったが、森を彷徨っていて誤って滝へと転落していく哲夢を助けたのはファーだった。いままで心が通じていないと批判されていたのが、この瞬間に二人は繋がったのだ。
この日をきっかけにメキメキと上達した哲夢は仲間とも溶け込んで周りからも認められる。
後ろ髪を引かれる思いでタイを後にした哲夢は自分の牧場に戻り、タイ式の調教をランディに試みるがランディは嫌がり哲夢は焦りを覚える。周囲も哲夢の調教に疑問を呈するようになりイライラは募るばかりだ。しかし何とか彼の意思はランディに伝わり、やがて描いていた一つの夢に向けて動くことになる。その夢のことを彼は知り合った絵美(蒼井優)に語るのだった。
さあここから先はこの作品の本質になるので明かす訳にはいかない。さて、哲夢が絵美に語った夢とは何か?彼は学校に復帰できるのか?何故象使いになろうとしたのか、それを母は知ることが出来るのか?この先、哲夢を待ち受けていた過酷な運命とは何か?こうしたテーマを元に映画館かDVDでお楽しみ下さい。
【鑑賞後の感想】
柳楽優弥の主演映画という事で、前から気にしていた作品だった。テーマが少年が象使いになるとの話であったためか、館内は親子連れのお客さんが多かった。
前作の「誰も知らない」からは更に成長した柳楽の姿を見ることが出来た。柳楽がスクリーンに登場すると、そこには彼の持つ独特の「雰囲気」や「間」や「表情」が支配している。
学生の彼にはまだまだ出演作品は限られたものになるだろうが、間違いなく今後の日本映画界注目の俳優として育って言って欲しい。





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Last updated  2005.09.01 21:27:22
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